先日、品川の青果店「マルダイ大塚好雄商店」の、大塚さんから電話もらった。
大塚さんは、地元の伝統野菜「品川カブ」の普及に尽力されていて2012年からは、地元の品川神社で、品川カブの品評会を開催していて、昨年も審査委員を仰せつかったことは、当ブログで報告している。
そこで、今年の品評会は何時になるのか伺うと、今年は12月21日(日)に実施するという。
品評会に、最高の仕上がりにするため、日程を早く決めることは重要で、参加希望者は、タネを播き始めたという。

今年の7月、北区立稲付中学校の佐藤綾子栄養教諭から依頼されて、サタデースクールに招かれたが、その折、「滝野川カブ」の話をし、「品川カブ」の品評会へ出品してはとも・・・。
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数日前、佐藤先生に電話で、品評会の日程を伝えると、「滝野川カブ」のタネは、すでに播きましたと、10月4日に写真を撮ってメールで送ってくれた。
メールには「青首大根と2種類植えました!、1つの袋に、2種類を向かい合わせで9月上旬に植えました。」とあった。
滝野川カブは、薩摩藩主島津重豪が1804年に編纂した成形図説に描かれている「品川カブ」と同じもので、東海道最初の宿場「品川宿」と中山道最初の宿場「滝野川宿」が日本橋を介して近い距離にあり、品川から滝野川にタネが伝わり、その後、近年では東京長カブと呼ばれているものだ。
先日、四ツ谷菜園の会でも、品川カブが面白いと、品評会への出品を勧めている。