2014年10月27日
「日本の伝統野菜」〜二十四節気の暮らしを味わう〜が出版された。
今年の6月に、G.B社.の中尾祐子さんが伝統野菜に関する書籍を出版するので、相談に乗ってくれと訪ねてこられた。
なんでも、日本各地の伝統野菜を、二十四節気の伝統食(おせち料理、恵方巻など)を切り口にして紹介するという。
江戸東京野菜もと云うので、忙しかったが時間を割いて2時間ほどかけて、江戸東京野菜についてお話をした。
江東区立第五砂町小学校の「種の贈呈式」の話に興味を持ったようだったので、同校の了解を得ておいたので取材に来たが、1頁を割いて「コラム」として紹介している。
中尾さんが取材したことは、当ブログで紹介し、「種の贈呈式」は動画配信もされている。
伝統野菜を使った給食についても紹介して欲しいというので、2013年の学校給食甲子園で、江戸東京野菜を使って優勝した、松丸奨先生を紹介したことから、コラム「伝統野菜の新しい波」の中に掲載している。
同誌には、小さい写真で、全国の伝統野菜の写真が掲載され簡単なコメントが入っている。
江戸東京野菜については、写真を貸してくれと云うので、見慣れた写真が掲載されている。
当初は、江戸東京野菜40品目の内、18品目を掲載予定だとしていたが、最終的にはその半分だ。
したがって、今話題の、早稲田ミョウガも、青茎三河島菜や、内藤カボチャに、鳴子ウリなどは掲載されていない。それはそれでいいのだが。
上の写真をクリックする
新宿の皆さんが復活栽培に努力されている「内藤唐辛子」は、写真も違うし、コメントには、「劣性品種の八房系」と僅か34字の中に書き込んだが、意味不明。
他に書くことがあるだろうに、著者の意図が分からない。
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