2014年10月29日

地産地消コーディネーターとして、東久留米市学校栄養士研究会の皆さんに江戸東京野菜を伝える。


平成26年度 地産地消コーディネーター派遣事業を実施している「まちむら交流きこう」から派遣の文書が届いた。

この事業に協力しようと、地産地消コーディネーターに申請したことは当ブログで紹介したが、東久留米市の学校栄養士食育研究会(寺澤直恵会長)では、同制度を活用しようと実施組織の「まちむら交流きこう」に派遣申請を行った模様。

申請理由によると
「東久留米市の小学校では、野菜の栽培活動は盛んであるが、一般野菜しか栽培しておらず、栄養士を初め教職員の江戸東京野菜の認知度はまだ低い。

今回、小学校の食育研究会で「野菜」について研究することから、この機会にぜひ、東京の伝統野菜について学習したい。」とある。




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会場の東久留米市役所は西武池袋線の東久留米駅から徒歩5分、早めに着いたので隣の控室で待たせていただいた。
窓から南の方面を見ると眼下に管理された農地が広がっていた。
同市役所は遅れていた駅の南部を開発し、昭和60年頃に畑の真ん中に建設されたもので、今でも周辺には、農地が残っている。

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同市教育部学務課の井上幸子栄養士に対応していただいたが、同市に伝わる伝統の小麦『柳久保小麦』で作ったお饅頭をお茶と共に出して戴いた。

また、寺澤栄養教諭からは、内藤カボチャで作ったのでと、スイートパンプキンをいただいた。スイートポテトのパンプキンバァージョンで、西洋カボチャに無い風味が美味しかった。


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講演に先立ち、公益財団法人・東京都小学校給食研究会の昆敏郎先生(東久留米市市立第五小学校校長) から、プロフィール等により紹介を戴いた。

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今回、依頼されたテーマは「江戸東京野菜を知ろう」と云うものだが、前段で東久留米市柳窪の奥住家に伝わった「柳久保小麦」の歴史や特徴などについて、同家の当主・奥住和夫さんに聞いた話を伝えた。

柳久保小麦の普及については、同市教育部学務課の井上幸子栄養士が、巻物に漫画を張り付けて普及する等をしていると見せていただいた。




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前段では、同市の農業についても理解いただくために紹介したが、先日、この日のために農家回りを行って、畜産農家や果樹農家を訪ねたことは当ブログで紹介している。

さて、江戸東京野菜だが、「江戸東京野菜とは」「40品目の江戸東京野菜」、更には「江戸東京野菜の物語」として江戸の大根の話を行った。

東久留米市には、江戸東京野菜を栽培する農家は5軒6人で、10品目以上栽培している。

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また、江戸東京野菜コンシェルジュが各界で活躍し、特に、東京の栄養教諭の皆さんも江戸東京野菜を使って、地産地消の推進等を行っている事例を紹介した。

東久留米市では、昨年、「学校給食栄養展」が行われた時に、見せていただいているが、そのことも紹介した。


追録


地産地消に取り組む上での課題として
東久留米市は周囲に農家が多いので、学校給食の食材に地元農家の野菜を積極的に取り入れているが、学校給食に理解のある農家を探すのが難しい。

また、児童と農家との結びつきや農業についての理解を深めるため、農家見学を実施したいが受け入れる農家を探すのが大変との、意見が寄せられていた。

この事を、地元JA東京みらいの担当者にぶつけてみると、「これまでは市と農家個人の対応だったので、様子はわからないが」とした上で「ご相談があれば、喜んで協力させていただく」ということなので、同市教育部学務課の山田雄大課長補佐にお伝えした。



posted by 大竹道茂 at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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