2014年12月03日

食育授業 「江戸東京野菜を味わおう〜大根の食べ比べ〜」小金井市立東小3年生が総合学習で学ぶ。


先日、東久留米市立第九小学校で、開催された親子クッキング教室に、小金井市立東小学校の島崎聡子栄養教諭が、参加されていたことは、当ブログで紹介した。

江戸東京野菜コンシェルジュの島崎先生は最近授業で、江戸東京野菜の食べ比べをやったと伺ったが、その場で、カメラに保存された写真を見せていただいた。

効果的な授業をされているようなので、写真を戴きたいとお願いしたら、昨日送って戴いた。





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島崎先生に戴いたメールには
「11月27日(木)3年生の「総合的な学習の時間」として、江戸東京野菜について学習しました。
『江戸東京野菜を味わおう〜大根の食べ比べ〜』というテーマで、
当日はゲストティーチャ―として、松嶋先生、酒井先生、谷口先生がおいでくださいました。」
とあった。

酒井文子さんは、元江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座の講師、松嶋あおいさん、谷口千恵さんは江戸東京野菜コンシェルジュで、皆さん小金井市在住だ。



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上の写真をクリックする

『第3校時には、3学級合同で、松嶋先生から江戸東京野菜についての授業。

大根の食べ比べ学習は、第4校時に各教室で行いました。
青首大根、大蔵大根、亀戸大根を各自一切れずつもらって、
目(色)、鼻(におい)、手(さわって)、耳(食べたときの音)、口(味)と、
いろいろな感覚で比較しながら味わいました。
「辛いっ」「シャキシャキしてる」「これは甘い」「みずみずしい」等々
様々な声があがっていました。』







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上の写真をクリックする

子供たちの感想より(抜粋)

「いつもなにも考えずに大根を食べているが、こうやってゆっくり食べると、にがいとかあまいとかピリッとするとか、ちゃんとあじがあって、とてもたのしかったです。」

「いつもはりょうりなどでたべるけれど、きょうはなんにもりょうりしないでたべてだいこんのほんとうのあじがわかりました。」

「大根にもこんな物語があるなんて、しらなかったから、たべるのが楽しかった。」

「(たべてみて)いろいろなかたちやおとがわかってよかったと思いました。ものがたりから一つ一つが大切につくられているのがわかりました。」


子供たちが記入したワークシートの「家の人の感想」欄より

「本人曰く、『みんなおいしかった』とのこと。
野菜嫌いのイメージがあったので意外でした。家では食べ比べをすることはないのでとても勉強になります。」

「都会の子どもですので、貴重な機会だったと思う。」
「大根にも色々な種類があることを、くわしくせつめいしてくれました。また、江戸東京野菜がこの辺でたべられていたこと、そしてそれが今も栽培されていることにはとても興味をもちました。」

「大蔵大根が気に入ったようなので、機会があれば家でも使ってみたいと思います。」


大根はすべて小金井市産。JAにご手配いただき揃えることができました。
社会科の副読本「わたしたちの小金井」では、江戸東京野菜についてふれているページがありますが、
やはり、実物に勝るものなし。ほんものに勝るものなし。ですね。

子供たちは、この学習で、江戸東京野菜についての興味関心を実感をもって深めることができたと思います。
私自身改めて学ばせていただきました。

大根の食べ比べ学習は、昨年度からの取り組みです。
ささやかではありますが、ゲストティーチャ―でおいでくださる皆さんのお力をいただきながら、
これからも取り組んでいきたいと思います。



参考になる授業をご紹介頂き、
 島崎聡子先生、ありがとうございました。


posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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