2014年12月24日

江戸東京野菜の品川カブの品評会が、品川神社境内で盛大に開催された。


かねてから、ご案内をしていた江戸東京野菜の「品川蕪品評会」が21日、北品川の品川神社境内で開催された。

この品評会、「東海道品川宿なすびの花」(大塚好雄代表) が主催するもので、今年で3回目、参加する学校や団体、個人の参加も年々増えている。





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開会に当たり、同神社神前で、参加者全員が集まりお祓いを受けた。

同神社には、平成9年「江戸東京の農業 品川ネギとカブ」説明板が建立されていて、地域の歴史文化を伝えている。

主催者の大塚好雄代表は、品川カブで、北品川商店街の活性化を図っているが、活動はさらに拡大し、区内小学校に品川カブの種を配布し、栽培指導を行ってきた。

このような活動の成果として、2012年から始まったのが「品川蕪品評会」で、区外での栽培も増えている。




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「第3回 品川蕪品評会」は10時から、昨年に引き続き、柿沢美樹さんの司会進行で始まった。

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主催者挨拶  東海道品川宿なすびの会 大塚好雄代表
来賓挨拶
品川区  山田恵美子副区長
品川第一地域連合町会    金子正秀会長
江戸東京・伝統野菜研究会  大竹道茂代表
品川区議会         石田秀男議長
都議会           伊藤興一議員

の順で挨拶、地元国会議員の、石原宏高議員、松原仁議員のお2人も見えていて、柿沢さんから紹介された。





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品川区内外から23団体と個人が参加した。

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審査の基準は、事前に主催者から伝えてあるが、5本セットで、出品物は洗い、枯葉等を取り除き、審査できるような状態にしておく。

審査は、基準に合致しているもので、形や大きさ、葉の色や、全体のバランスなど、品川カブの特徴を表しているもの、上位3点を選ぶ。

全員の点数が多い順で、金銀銅の各賞を決める。

審査員には、築地東京シテイ青果の藤田寛専務、OBの野田裕さん、地元町会長など10名が担当した。





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大塚会長が用意した品川蕪を彫り込んだ、クリスタルトロフィー

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審査発表は、司会の柿沢さんから呼び上げられた。
銅賞は、品川区立鮫浜小学校、
銀賞は、品川区立八潮児童センター、
金賞は、品川区立小中一貫品川学園

が選ばれたが、連覇を目指す品川学園の模様は品川区がホームページに掲載していた。






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銅賞になった、品川区立鮫浜小学校の先生(写真右下)は、昨年はベスト3に選ばれず、悔しい思いをした。率直に嬉しい・・・・と。

銀賞になった、品川区立八潮児童センターの小松原明浩館長(写真右上)は、昨年は最下位だったが、今年は一生懸命栽培したので2位に入れて嬉しい、と喜んでいた。

金賞は、地元品川学園(写真左上) が昨年に続き、2連覇となった。

最後に総評として、東京シテイ青果の藤田専務(写真左下)が行った。




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品川区以外からも参加があった。
昨年、銅賞に輝いた、文京区立青柳小学校では、大きな品川カブを、同校の松丸奨栄養士(上の画像)が持参し、出品したが今年は特別賞を受賞した。

同校では、松丸先生が品川カブ等、江戸東京野菜を使って給食に出しているが、その給食で全国学校給食甲子園に出場し、昨年全国制覇、今年も準優勝に輝いている

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今回は、滝野川カブを北区立稲付中学校の佐藤綾子栄養教諭が持ってきてくれた。

稲付中学の取組は、当ブログで紹介しているが、品川カブが東海道を上って、日本橋から更に中山道を下って滝野川に持って行かれたもので、滝野川カブと呼ばれるようになった。

同校の生徒が栽培した滝野川カブには生徒の名前が付いている。






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来賓として、南青山のレストラン「HATAKE」の神保佳永シェフも来られていて、会場の皆さんに挨拶をされた。
神保さんは、昔大塚さんの店で江戸東京野菜を知り、大塚さんが南青山のお店に東京産の野菜を納品している。

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会場には、江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座の講師をお願いしている、中田哲也先生も会場にお見えで、「greensmile」の今中徹也代表、小嶋香里コネクターを紹介された。

品川カブのように、野菜でまち興しをやっている人をと、寺島なすでまち興しをしている、東向島の青果店「大喜青果」の阿部敏さんを、今中さんたちに紹介した。






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前日、遅くまで大塚さんのお店で、品川汁の仕込みをしてくれた上原恭子さんが、会場に早くから来て準備をしていた。

江戸東京野菜コンシェルジの田代由紀子さんと福島秀史さんが手伝った。

品川区の災害用の鍋一式を借りていて、区の関係者が来てセットしてくれていた。

品川汁には、品川カブ、品川カブの葉、馬込三寸ニンジン、ぶなしめじ、舞茸、
ゴボウ、長ネギ、コンニャク、油揚げがに入っていて、味噌と豆乳で仕上げる。

この品川汁、青森県むつ市の漁師を助けた縁で、むつ市川内町に伝わっていた、「あおもり文化伝承財」の品川バージョンだ。

また、大塚ファミリーの娘さんたちが、串カツを揚げて、振舞っていた、ネギは千住ネギだそうだが、甘くて美味しい。

品川汁も、千住ネギを使った串カツも無料でふるまわれた。





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品川神社境内の、「品川ネギとカブ」の農業説明板の横で、東京シティ青果の朱亀寿美朗部長と担当の高橋磨諭さんが江戸野菜として「江戸東京野菜」を展示したが、終了と同時に会場に来ていた生徒達に1人一品プレゼントされた。上の画像をクリックする

亀戸ダイコン、青茎三河島菜、伝統小松菜、滝野川ゴボウ、練馬ダイコン、伝統大蔵ダイコン、千住ネギ、そのほかには、色代わりの人参も・・・

奥さんの大塚ふみえさん(写真奥)と田代さん(写真手前)が、子供たちに手渡した。

大塚さんの気持ちが、皆さんに伝わった、素晴らしいイベントだった。


追録


北区立稲付中学の佐藤栄養教諭は学校に戻ってすぐに、ブログにアップしたようだ。12月21日は品評会の様子と、22日には栽培した生徒たちが掲載されている。
佐藤先生、ありがとうございました。

会場でお会いした、中田哲也先生も、ご自身のブログで詳細にレポートしていただいている。
中田先生、ありがとうございます。



posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 品川カブ
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