押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんから暮れにメールを戴いた。
「今年最後の嬉しい出来事で(もうお話はご存知かと思いますが)町田の坂井さまより小山田みつばを送って頂きました。
野生化したミツバの種から横穴のムロでの昔ながらの栽培方法だそうです。
なんと希少なことでしょう!
来年からすこしづつ増やしたいともおっしゃっておられました。ぜひ生産の現場にお邪魔したいと思います。」
前に、坂井睦生さんと、「よしかつ」で飲んだ時に、佐藤さんに、小山田ミツバが復活したら送るからと約束をしていたらしく、坂井さんは律儀な人だ。
メールには・・・
「水耕栽培の品よりもしっかりしたシャキシャキ感が・・・
軽く湯通しするとみつばの清涼感ある香りが豊かに、またシャキシャキした心地よい歯触りがたまりません。
ミツバは茎の中心が空洞なので煮物などでは汁が入り込むため、煮込まずとも香りと食感の良さと味わいの一体感を味わえます。」
「江戸前の鱸(すずき)の昆布〆小山田ミツバ巻」
小山田ミツバの香りを消さないため、わさびはつけず塩か少し醤油をたらして召し上がっていただきます
「伝統大蔵大根と江戸前ホンビノス貝の煮物に小山田ミツバ」(写真左)
早々お客様に召し上がっていただきましたが残さずすっかり召し上がってくだされ、その栽培方法にも関心を寄せてくださいました。
本当にうれしい限りです。
来年も江戸東京野菜が継続していけるよう都産都消の精神で東京の農業を応援していきたいと思います。
寒い日が続きますがご自愛ください。今後も引き続きよろしくお願い致します。
押上よしかつ佐藤勝彦 とあった。
佐藤さんありがとうございました。