“人生バラ色田村カブもバラ色” 「田村カブDays 2014」が高知で開催された。
高知県の仁淀川町でしか生産されていない伝統野菜「田村カブ」を食べようフェアが、県内10店舗のレストランなどが参加して、暮れの12月15日から始まっていて、最後のイベントとして、グランディール高知駅前店オープン記念イベントVol.2として、26日18時半から、「奥田政行シェフと在来野菜の賞味会」が開催された。
高知会館で行われた平成26年度 伝統作物活用研修会が終了後、昨年同様、奥田政行シェフの郷土野菜野菜を楽しむ会が別途レストランで開催れるようなので、参加を希望し予約してもらっていた。
同県地域農業推進課の杉本久典課長補佐も参加されると云うので、江頭宏昌先生と私を会場まで車で送ってくれた。
会場のグランディールには、少し早く着いたので、奥田政行シェフにご挨拶をしたが、山形でお会いした以来で、お久しぶりで、少し太られたようだった。
改めて奥田シェフのプロフィール
鶴岡の高校を卒業後、東京にてイタリア料理、フランス料理、フランス菓子とイタリアンジェラートを修業。
25歳で帰郷し、ホテルの料理長や農家レストランを経験したのち、2000年3月、地元食材で作るイタリア料理の店「アル・ケッチァーノ」をオープン、
2007年7月には、カフェ&ドルチェをメインとする「イル・ケッチァーノ」をオープン。
ハンガリーやアメリカのホテルでフェアを開催するなど、独創性に富んだ料理は、海外でも高い評価を得ている。
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グランディールの和食一範社長(写真左) の挨拶で始まった。
「田村カブDays 2014」の最後を飾るイベントとして、山形の在来作物に光をあてた奥田シェフを招いて、田村カブの魅力を引き出してもらおうと云うものだが、奥田シェフを招いたのは3度目だそうだ。
引き続き、田村蕪式会社プロジェクトの押岡洋子さん(写真右)が「田村カブDays 2014」についての経過を報告された。
田村カブについては、同店の島田和幸総支配人兼総料理長にもお会いしたが、田村カブのレシピを掲載している。
お席には、「奥田政行シェフと在来野菜の賞味会」のメニューが立てかけてあり、奥田シェフのサインが、銘々に入っていた。
会場は70席満杯で、押岡さんのご発声で乾杯が行われた。
我々のテーブルは、江頭先生、高知県地域農業推進課二宮一寿課長、杉本課長補佐ご夫妻、原昌子専門技術員、笹岡美佐子主幹、潮江旬菜の熊澤秀治さん、押岡さん。
田村カブの冷たいヴルーテスープ(写真右下)
田村カブの皮の甘酢づけでマリネしたフカヒレ(写真右上)
見た目には、田村カブの皮の甘酢漬けと、視覚的に思うが食べてみると”ふにゃ”としてなんだろうと、食べる人が驚くところを狙ったと、奥田シェフ。
田村カブとビワマス(写真左上)
ビワマスの下に敷いた薄いカブをくるんで食べると、カブの食感を楽しめる。
田村カブと高知のカラスミ
厚めに切った、田村カブにねっとりしたカラスミの食感が良い。
田村カブの葉の−夜づけとうるめ鰯のオレガノ風
奥田シェフも各テーブルを回って、サービスをされていた。
オナー店だと、このようなことはないだろうが、
杉本ご夫妻も奥田シェフのお料理を楽しんでおられた。
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寒ダラと田村カブの温かいスープ
サバと田村カブの湯あげ、バルサミコ正油ソース
高知あかうしのタリア一夕と田村カブの葉の温度調理
田村カブのプランマンジェ
田村カブのすりおろしとカントゥッチ(写真右下)
間違いなく 田村カブの甘酢づけだった。(写真右上)
コーヒー・バン
会場には、高知トマトサミットのポスターが貼られていたが、事務局を担当しているスタジオ・オカムラの小林正美社長とお会いした。
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また、華珍園の中越景之社長、税理士の梅田昭彦先生とも名刺交換をさせていただいた。