2015年02月25日

地域に根差した教育の充実にも取り組む新宿区立早稲田小学校に伺った。


先日、新宿区立早稲田小学校に伺った。
事前に、堀竹充校長先生に電話で、地元の伝統野菜・早稲田ミョウガについて、授業で取り組む機会を作っていただけないかとお願いしていたもので、時間を割いていただけたので伺った。

同校には、2006年2代前の浅田学校長の時代に、新宿を拠点に活動するNPO法人森とでんえん倶楽部で当時理事長だった角保恵喜氏が、屋上に田圃をつくることをお薦めして、ご理解をいただけたので、お手伝いをしたことがあったが、そのことは当ブログでも紹介している。






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堀竹校長には、こちらの主旨をお伝えしたうえで、
これまで取り組んできた、新宿区立柏木小学校の「鳴子ウリ」の事例。
同大久保小学校での「内藤トウガラシ」の事例。
同西新宿小学校の「内藤カボチャ」の取組事例等を、当ブログをコピーしたもので説明をさせていただいた。

こちらのお願いは早々に、屋上の田圃にご案内を戴いた。
現在は、JA山形おきたまの青年部の皆さんに田植えを指導してもらっているという。

田圃も8年にもなるので、水漏れがするようになったとか、昨年はネツトを張ったが収穫間近に鳥害にあったと云う。
それにしても今年も「早稲田米づくり」に5年生が取り組むと云うから、嬉しくなる。

田圃のある屋上からは、神田川に向かって緩やかな北斜面が見て取れ、かつて鶴巻町一帯のミョウガ畑を彷彿とさせた。


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住宅地の中に、3階建ての校舎がそびえている同校。

明治33年に開校しているが、大隈重信が設立した東京専門学校が、早稲田大学となるのが明治35年だから、同校が2年早く「早稲田」を校名としている。

上の画像をクリックする

伺うところに寄ると、同校は関東大震災で大きな被害を受け、復興校舎として昭和3年に鉄筋コンクリート3階建ての現校舎が落成している。
何でも、服部時計店(現銀座和光)を設計した渡辺仁の設計だそうだ。

美味しい美術館」飯田郷介先生によると、渡辺仁は、服部時計店の他、品川御殿山の原美術館、横浜のホテルニューグランド、解体されてしまったが有楽町にあつた日本劇場(日劇)、東京帝室博物館(現・東京国立博物館)などを設計しているとある。

頑丈な造りが特徴だとかで、築87年の同校は筋交いの耐震補強などしていない。

同校には、漆喰で作られた天井の意匠が校長室にもある。
階段を上がったところには、生徒が本を読んだり、作業ができるようなスペースが作られ、畳も残っている。
文化財の中で、学ぶ生徒は羨ましい限りだ。





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校長室には、校訓の額が掛けられている。
「日に進み、日に新たなり」

上の画像をクリックする
校長室の前に、天塩川に遡上した鮭の水槽がある。
何でも天塩から受精卵を送ってもらい、同校でふ化させ、
観察をして再び、天塩に送り返して放流すると云う。


校内には、郷土早稲田の偉人・文豪夏目漱石の写真が掲げられていた。





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万葉集植物の小路等、綺麗に管理されていた。

上の画像をクリックする
開校当時からの井戸が残されているが、水脈は途切れてしまっているそうだが、
同校の歴史を学ぶ上で大切にしていることがわかる。

近いうちに、早稲田ミョウガを栽培している井之口喜三夫さんも同校に来るという。


 
追録


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同校から東に少し行ったところに、夏目漱石の胸像のある新宿区立漱石公園がある。

上の画像をクリっクする。
この地は夏目漱石終焉の地 漱石三房の一部が再現されている。

また、小学校の西の方には漱石誕生の地もある。

飯田郷介先生から、「美味しい美術館」の講演が3月6日、川口市で開かれるとご案内を戴いた。




posted by 大竹道茂 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ
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