農林水産省では、3月2日(月)、平成26年度 日本食・食文化の世界的普及プロジェクトのうち、伝統野菜を活用した「和食」理解促進事業として、「『和食』と『伝統野菜』を語る夕べ」を、(公社)日本外国特派員協会 において海外メディア関係者等を集め開催する。
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今回は、伝統野菜として、江戸東京野菜では、早稲田ミョウガタケ、東京うど、しんとり菜、亀戸ダイコン、の他、秋田伝統野菜、なにわ伝統野菜などが活用される。
料理するのは、京都「菊乃井」の主人・村田吉弘氏が、お弁当「口取、炊合、和え物、御飯、香の物」として料理される。
また、パティスリー・ポタジエ オーナーパティシエ 柿沢安耶 氏は、デザートとして、東京うどのクッキーの他、秋田県、長野県、愛知県、福井県の伝統野菜を使ったスイーツの盛り合わせをつくる。
江戸東京野菜もテーブル一台分のブースが用意され、説明もさせてもらえるようだ。
早稲田ミョウガは井之口喜實夫さんが栽培したものだが、村田さんは、甘酢漬けにして口取として活用される。
すでに、収穫が始まった井之口さんの早稲田ミョウガは、有名和食店から引き合いがあるほか、早稲田大学の大隈庭園に隣接するリーガーロイヤルホテル東京の日本料理「なにわ」の小暮茂夫料理長が使うという。
井之口さんは、早稲田ミョウガの栽培を始めて以来、内藤トウガラし、寺島ナスと、江戸東京野菜のレパートリーを広げているが、何と伝統小松菜の後関晩生を栽培していた。
押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんがタネを持ってきて頼まれたものだという。