八王子市立みなみ野小学校の齋藤博志校長にお会いして、改めて江戸東京野菜についてお話したことは、当ブログで紹介した。
その後、暮れに新沼聡副校長先生から呼ばれて多摩・八王子江戸東京野菜研究会代表の福島秀史さんと同校に伺い、担当の近藤先生を紹介された。
近藤先生は、新学期の新4年生を受け持つということだ。
八王子の伝統野菜、高倉大根や川口エンドウの普及は、福島さんが生産者の皆さんと一緒に取り組んでいて、同校での授業についても、川口エンドウの生産者草木弘和さんと打ち合わせをしながら進めている。、
先日(25日)も、事前に草木さんに現場を見てもらう等して
川口エンドウの苗を70ポット、事前に福島さんがポット植で栽培していて、持ち込んだもの。
16時に、定植作業を行うというので、同校に伺った。
当初、6年生に手伝ってもらって川口エンドウの定植作業を行うと聞いていたが、時間が遅いので、近藤先生が教員室で4人、5人のお手伝いを先生方にお願いしていたようだが、新沼聡副校長を初め、20名からの先生方がお手伝いに集まってくれた。
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近藤先生は、2週間前に6年生に手伝ってもらって、畑には鶏糞や苦土石灰をすき込んでいた。
作業開始にあたって、福島さんから川口エンドウについて、説明した後、定植作業の段取りを説明し、定植の仕方をやって見せた。
メジャーを出して、30センチ間隔で、定植場所に印を付け、シャベルで掘り、事前にジョウロの水で湿らせ、苗を定植していくという流れ。
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苗が2色あるので、苗を作った福島さんに聞くと、日に当たったか当たらないかの違いで同じ種だという。
さすが先生方の作業はスムーズで、
定植の場所に印をする者、ジョウロで水をかける者、掘る者、
定植する者、最後にもう一度水をかける者、と30分で作業は終わった。
先生方、ご苦労様でした。
今後の、栽培方法などが、福島さんから話があった。
10日後、1メートル間隔で支柱を立て、ネツトを張る計画だという。
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作業が早く終わって、福島さんもほっとした様子だった。