江東区立第五砂町小学校(齋藤和子校長)で栽培している砂村一本ネギの今年に入って初めての土寄せが3月4日に行なわれたと、銭元真規江栄養教諭から写真が送られてきた。
1回目は12月15日に実施していて、その写真もいただいたので、当ブログで紹介している。
寒い冬をじっと耐えてきた砂村一本ネギは、一回り太っていた。
小学校での野菜の栽培をする学校は多いが、同校のように、播種以降、ポットから畑への移植、そして数回の土寄せと、何度も生徒たちが手をかけて、採種にまで持っていくという授業を行っている学校は少ない。
授業は、観察から始まり、砂村一本ねぎの特徴である「葉が柔らかい」ことを触って確認した。
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地元の伝統野菜、砂村一本ネギを栽培する同校は、夏休み明けの8月末に4年生がタネ播くことから、学年中に収穫する事が出来ず、5年生なった5月に給食で食べ、6月に採種し、8月に後輩たちにタネを贈呈するというサイクルだ。
春一番が吹き、「啓蟄」を過ぎたことから、土寄せにより軟白の部分は更に大きく育っていくことだろう。