2015年04月16日

東大和市蔵敷で体験農園を運営する、内野農園の内野孝さんを訪ね、江戸東京野菜の状況を説明。


今年、内藤トウガラシを栽培したいという生産者がいると、JA東京みどり原省三部長代理りから連絡があり、内藤トウガラシを栽培する生産者をまとめている小平市の宮寺光政さんを紹介したが、種を分けたと聞いていたので、先日、原部長代理の都合を聞いて案内してもらった。

案内を戴いたのは、東大和市蔵敷の内野孝さんの畑。
蔵敷と云うと、かつてトラックに乗せた野菜の宝船が有名で、東大和市の旧の村々対抗で、市内をパレードをし、最後に市民に野菜を配るイベントが行われていた。
蔵敷の宝船は、「江戸東京ゆかりの野菜と花」(農文協)の裏表紙を飾っている。



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話のタネに内野さんにも「内藤トウガラシの種」をプレセント。

内野さんは、ズッキーニ栽培では、経験豊富で金子種苗のグリーンボードやイエローボート等を育苗していた。

上の画像をクリックする。
案内いただいたのは、何棟かある育苗ハウスで、内藤トウガラシは発芽していた。
今年は、谷中ショウガの栽培も取り組みたいとのこと。

オカヒジキ、イタリアンバセリ、バジルなどもあった。

農業体験農園を運営しているので、体験農園用のナス(千両2号) もある。



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自宅前の畑には、サツマイモの床があり、ベニアズマと、10年前に普及センターの指導で導入したアヤコマチが芽を出していた。
アヤコマチは、ピンクが綺麗で人気がある品種とのこと。

上の画像をクリツクする
ブルーベリーも、新しいブランド品種を購入し、あらゆる品種をそろえている。

これら農産物は、西武拝島線の東大和駅前にある農産物直売所で15年前から販売しているそうだ。




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内野さんは、農業体験農園「やすじいの農園 畑の学校」の園主で現在2反、70区画を指導している。

何故「やすじいの農園」なのか聞いてみた。
なんでも、内野家の農地を守り続けてきた先祖は何代にもわたり「安」の字が付いていることから、敬意を表して「やすじい」と付けたという。

そう云われて思い出したが、孝さんのお祖父さん「安之助さん」は、私が新人の頃、何度もお会いしていた。

安之助さんは戦前、養蚕やさつま芋栽培など、先祖から受け継いだ自宅前に広がる4ヘクタールの農地を兄弟で守り抜いてきたと聞いていた。

戦後は、昭和33年に地元東大和市農協の組合長に就任し、組合員農家の信頼を得て同市の、米・麦・蔬菜・茶・養鶏・養豚・酪農等、農業の振興に尽力されていて、北多摩は勿論の事、東京を代表する農家リーダーのひとりだった。

その思いは、孝さんに受け継がれているようだ。

上の画像をクリックする
昨年、全国農業体験農園協会から招かれて、立川で講演をしたことがあったが、内野さんは来られなかったようだ。

広々とした、体験農園では、何人かの利用者が、内野さんの手伝いをしていた。

内野さんのお人柄も、農業経営についてもわかったので、また伺うと云って失礼した。



posted by 大竹道茂 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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