先日、東京大学 大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構の技術専門職員で、江戸東京野菜コンシェルジュの手島英敏さんが、採種をしているというので、練馬に行く途中で寄ってみた。
先週、近くまで来たからと、何度か電話をしたが、学生の実習があって忙しいからと断られていたが、
今日は、時間が取れたようで、畑に案内していただいた。
菜花が一面綺麗に咲いていた。
圃場で、手島さんに説明を受けていたところに、生物・物質循環研究領域の河鰭実之(かわばたさねゆき)教授が来てくれた。
河鰭教授は、3月に、馬込の農家が守り継いできた江戸東京野菜の「馬込半白キュウリ」と「馬込三寸ニンジン」のタネを、受け入れてくれた先生だ。
先日のお礼を申し上げた。
ミツバチなどが入り込まないように、ネツトがかけられていたのは、練馬大根の採種だった。
砂村一本ネギと、独立行政法人・農業生物資源研究所から取り寄せた、千住一本ネギの採種が行われていた。
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ミツバチなどからから守るために、袋で覆っているが、これでは受粉しないわけで、手島さんは毎日何度も、袋の上から受粉しやすいように、ゆすっているとか・・・・。
生態調和農学機構農場は、春真っ盛り、染井吉野の花びらは散っていたが、遅咲きの桜はガラス室の奥で咲いていた。