大学の友人・石川金太郎さんの個展があるから集まろうという、幹事役の清水紀彦さんからメールがきた。
石川さんは糸絵の個展をやって7年になる。
当初は銀座でやっていたが、ここ5年は連休明けのこの時期に新宿のエスティティックビル2階で実施していて、昨年も我々が伺ったことは、彼のHPで紹介していたが、当ブログでも紹介している。
石川さんの作品は国際的にも高く評価されていて、HPでは糸絵の作品の他に、日本の文化も発信している。
今回は、5人展(田久保正人、高橋 亨、吉村俊雄、長尾晃、石川金太郎) をやっていて、糸絵と、4人の写真展だった。
会場で説明をしていた世田谷の吉村俊雄さん(左)を石川さんが紹介してくれたので、吉村さんの作品「鷺草」の前でツーショット。
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毎年、石川さんの個展に合わせて、気の置けない仲間が集まり、作品を観賞した後、同ビルの地下で、お互いの健康を確かめ合って、一杯やってお開きとなる。
今回、都合のついたメンバーは、坪井伸広さん、手島孝次郎さん、片山茂夫さん、清水さんと少なかった。
吉村さんが、石川さんの糸絵を背景に撮ってくれた。
吉村さんの作品を鑑賞していたら、吉村さんか説明してくれた。
今回の作品は、全て世田谷区等々力の自宅で撮ったもので、スミレを保存するには、竹藪が良いのだという。
等々力で竹藪があると云うと、もしかして農家ですかと聞いてみると、野菜も作っていて、地元JA世田谷目黒の理事経験者だという。
何と、この竹の先祖は、薩摩から取り寄せた伝統野菜(江戸東京野菜) のタケノコが成長したもの。
「目黒のタケノコ」を栽培している、杉村さんをご存じか、聞いてみると一緒に役員をやった仲という。
驚いた。
伝統大蔵大根を復活栽培をしている大塚信美さんも、祭囃子の仲間だという。
同じ等々力の農家大平美和子さんが城南小松菜を栽培していることも知っていた。
「そう云えはどこかで見た事がある!」と思い出してくれて・・・・。
中野サンプラザで、江戸東京野菜の講演を聞いてくれていたようだ。
奇遇な出会いだ。
上の画像をクリックすると会場。
九品仏浄真寺は、旧世田谷城跡、九品仏には「鷺草」の物語がある。
吉村さんのお母さんは、夏に世田谷区が主催する「鷺草展」で、何度も区長賞を受賞していたことから、今は吉村さんが栽培技術を受け継ぎ、地元での鷺草展に毎年出しているのだという。
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鷺草の写真が良いと言ったら、カバンの中から焼き増しした写真を何枚が戴いた。
ブログに掲載することの了解を得たので紹介する。
石川さん、吉村さん、ありがとうございました。
陽気の変わり目、お身体大切にして下さい。