2015年05月18日

「FEELJ」・「日本伝統食文化協会」・「銀座ファーマーズラボ」の共催で「江戸のふるさと!?三河と江戸のアツイ関係」を開催。


UDSの児島絵里子さんの中央FMの番組に出演したことは、当ブログで紹介したが、その後、3月末にメールを戴いた。

5月15日(金) に「伝統工芸と食を楽しむ会 FEEL J」を主宰されている加藤千晶さんとのイベントを企画しているというので、4月17日に、わざわざ打ち合わせに昭島まで来られるという。

児島さんの案内で、加藤さんと、日本伝統食文化協会の袖山洋子代表理事も来られて、お話を伺った。

今年は、徳川家康没後400年だそうで、三河出身の家康と江戸の関係性をテーマにとりあげて、
三河の八丁味噌、味醂などを紹介するイベントを行うので、一緒に江戸東京野菜のご紹介もできないかと云うもの。

会場となる有楽町駅前の交通会館6階の「農と食向けのオフィス・銀座ファーマーズラボ」は、児島さんにご案内いただいていたので、様子はわかっていた。





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「FEELJ」と 「日本伝統食文化協会」そして 「銀座ファーマーズラボ」の共催で、
第3回FEELJ奇数の会(日本の食文化と伝統工芸を楽しむ会)
「江戸のふるさと!?三河と江戸のアツイ関係」が開催された。

三河の代表的な食材といえば「八丁味噌」と「みりん」、そして「白醤油」。
味噌、みりん、醤油は日本の食文化には無くてはならない物であるが、三河ではそれらが、独自の進化をとげて現代にいたっている、

そこで、ゲストスピーカーとして、杉浦味醂株式会社 杉浦嘉信社長と、日東醸造株式会社 蜷川洋一社長
そして、江戸東京・伝統野菜研究会としても招いていただいた。

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交流会では、清酒「三河武士」を持参した杉浦社長の発声で乾杯!!

写真左下右から、加藤千晶さん、蜷川社長、私、杉浦社長、袖山洋子さん、司会進行の末広響子さん。



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イベントは、仕事帰りの方々が参加できるように、19時30分から始まった。

主催者挨拶の後、一番手に指名された。
「江戸東京野菜のルーツ」と云うことで依頼されていたので、江戸東京野菜とは!、からはじめた。

江戸には、みりんや八丁味噌、白醤油は三河から送られてきたが、
不足する新鮮野菜は、近くで栽培しなければならず、全国から野菜のタネが集まり、江戸の気候風土で育った野菜のタネは、全国に持ち帰られたことなどを説明。

東京都荒川区の三河島は、一説には、天正18年家康の関東入国にあたり、三河國から居を移した者に与えられた土地との説があることを紹介、漬菜として有名だった三河島菜が復活され、荒川区の観光資源だとして、

当ブログのカテゴリ「里帰りした三河島菜」を紹介した。

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ステージには、栃木県小山市ご出身の伊藤美智子さん(ムゲンシステム専務)がお持ちになった家康公の兜が飾られた。
小山では小山評定に敬意を表し、ほとんどの家で家康公の兜を飾るそうだ。






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主催者を代表してFEEL Jの加藤千晶さん(写真上)から、
「伝統工芸の技術を活かすためのもの作りに取り組む中で、三河の伝統工芸士と繋がり、この土地に関心を持つようになった。

家康没後400年を迎える今、家康の関東入国において、三河武士を初め三河から移り住んだ者たちが、江戸の発展に大きく貢献し、食文化からも、江戸と三河の深い関わりを探ります。」などと趣旨を語った。

加藤さんの挨拶の詳細はこちら

また、
日本伝統食文化協会の袖山代表理事は、「三河の伝統食材」について、
「徳川家康を支えた、勇敢な三河武士のソールフードは味噌だったと云われ、
家康と家臣たちは三河の豆味噌、八丁味噌を取り寄せていたと紹介。
八丁味噌は家康が生まれた岡崎城から八丁(約870メートル)離れた八帖村で作られたことからこの名が付けられた。

三河みりんは、200年以上前のこと。三河国大濱村(現在の愛知県碧南市)で廻船問屋を営んでいた石川八郎右衛門信敦がはじめてこの地で三河みりんを作り始め、江戸に運んでいた。

当時、江戸で繁盛していた鰻屋や蕎麦屋が調味料として使い、その品質の高さを評して「三河みりん」と呼び、江戸でも親しまれるようになったといいます。

原料にもち米と米麹そして一番の特徴である、近隣の清酒蔵から出る酒粕を用いて造る香り豊な本格焼酎(粕取り)のみを使い、長期熟成させた天然醸造本格みりんが、三河みりん。

三河ならではの醤油「白醤油」
三河の特産物です。色は淡い、独特な風味の醤油です。原料は小麦がほとんどで、大豆が少量使われますが、小麦が主原料なので糖分が高いのも特徴です。

白醤油は、料亭など料理にこだわりを持つ人のあいだで、茶碗蒸しやすまし汁など、淡口醤油よりも一段と素材の色をいかしたいときに使われています。」

袖山代表理事講演の詳細はこちら




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杉浦社長、蜷川社長共に自社の製品について、説明を行ったが、最後に再びステージに上がり、質問に答えた。

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これからの江戸東京野菜について、司会の末広さんから質問があったので、東京オリンピック、パラリンピツクのおもてなし食材として、生産拡大と普及を図っていく旨を答えた。

忘れていたが加藤さんが、江戸東京野菜講座のチラシを出して、促してくれたので、5月23日新宿御苑で開催することを案内することができた。加藤さんありがとうございました。





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■味噌きつね (油揚げ、八丁味噌、ネギ、鰹節)
<油揚げ>

■亀戸大根と浅蜊のお吸い物 (しろたまり、亀戸大根、浅蜊)
<亀戸大根>
<浅蜊>

■ひとくちむすび (玄米、八丁味噌)(玄米、しんとり菜)
<玄米びっくり炊き>
<コメと味噌の食事は完全食>
<菜飯>青菜を丸ごと、生でおいしくいただける上、彩りも美しく涼しげなご飯である。
<芯取(しんとり)菜>

■ケークみりん(米粉、みりん、しろたまり、八丁味噌、こぼれ梅、伝統小松菜)
<伝統小松菜>

■こぼれ梅
■三河の地酒  「三河武士」







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左から、菌美女会・酒井美保子代表と本橋佳子さん、日本伝統食文化協会袖山代表理事、

■ 砂糖不使用、菌美女の「本みりん」レシピ(主婦の友社へリンクする)
酒井代表からご本を贈呈戴いたが、『菌』をこよなく愛し、その恩恵にあずかって『美』しく生きるために、この本を皆さんにお勧めする。

上の画像をクリツクする
本橋さんは、好評だったお料理を、せっせとつくられていた。ご馳走様でした。

追伸

20日のTBS「あさチャン」(5:30−8:00)でみりん粕の特集が放送される。

7時半過ぎから7時55分くらいの間に、菌美女代表の酒井さんが出演予定でみりん粕を使ったレシピを実演、袖山さんが、交通会館1階で開催された物産展でこぼれ梅(みりん粕)を販売している様子などが取材された。


追録


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会場では、多くの方々との出会いがあった。
写真の、デヴィット エリス ウェルス氏(David e.Wells)は日本と ニューヨークで活躍する日本料理人&陶芸家。
ニューズウィーク他、各メディアで「青い目の魯山人」、「上質な日本人100人」の1人に選ばれた「和の心」をもつアーティストで、伝統野菜についても造詣が深く、江戸東京野菜についても興味を持っていただいた。

紹介した方以外で名刺交換をした方々、高橋みず保様(ホールフード協会)、小出聡様(中小企業診断士)、三好和彦様(日本伝統食文化協会理事)、越川純様(色彩料理家)、今泉檀様(ランブラーズ倶楽部主宰)、小久保篤史様(豊橋市企画部主査)、鹿野憲子様(JPEC理事)、久保田とみ子様(バリュー・サンク業務推進マネージャー)、石川貴代様(Stones River)、伊藤彰様(ムゲンシステム社長)の皆様。

尚、私が写っている写真は UDS地域コーディネイト部の三浦宗晃さんにカメラを渡して撮っていただいた。
三浦さんありがとうございました。


posted by 大竹道茂 at 00:03| Comment(1) | TrackBack(0) | イベントの紹介
この記事へのコメント
大竹先生 先週末はこのイベントをご一緒させていただき誠にありがとうございます。
スピーカーの一人でしたが、こちらが色々と江戸東京野菜の事が勉強になる事ばかりで聞き入ってしまいまい、自分の出番をすっかり忘れて、自分の時間上がってしまいました。
またこのように素晴らしくブログに纏められ改めて素敵で貴重な時間だったと振り返っております。今後また機会が有りましたら、是非先生の活動や講演を賜りたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
Posted by みりん屋 杉浦嘉信 at 2015年05月18日 17:46
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