江東区文化コミュニティー財団は実施した「伝統の江戸東京野菜」〜江戸時代から現在へ〜 の第4回は「外出講義」 で亀戸香取神社で行ったことは、当ブログで報告した。
第3回の「砂村地域の江戸東京野菜」で、砂村三寸ニンジンの復活栽培の砂町小学校で実施したことをお話したが、その復活の栽培指導をされたのは、JA東京スマイルの副組合長で江戸川区西葛西にお住いの関口隆雄さんだったことを思い出した。
関口さんの先代は、昭和12年まで南砂町に住んでいたと伺ったことがあった。関口さんは砂町を通って、神田の私立中学に通っていたというから、最終の第5回は、受講者に砂町の農業の話をしてもらうのもいいのではと、事務局に相談をしてみた。
事務局では、途中講師の追加はできないが、大竹さんが個人的に招くのならと云うことで了解を得た。
関口さんは、JAの副組合長を任期満了で退任されたばかりで、万難を排し資料を持参して来ていただけた。
今回のテーマは、「江戸東京野菜のこれから!」だったので、40分ぐらいお話して、残りを、関口さんとのトークで、南砂の話を伺ったが、お話はかつて、当ブログで紹介していた。
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当時の話では、南砂町に住んでいた先代の時代は半農半漁生活だったそうで・・・・・・・
そんな資料も、映像として写した。
関口さんとのトークに先立って、江戸東京野菜のこれからについてお話した。
関口さんには2010年、砂村小学校で砂村三寸ニンジンの復活栽培指導と、翌年の第四砂町中学での栽培指導も行っていただいた。
受講者の中で、中瀬勝義先生が、前回終了後「伝統の江戸東京野菜 受講生交流会」をやりたいので、次回終了後、時間が取れるかとの相談を戴いた。勿論、参加させていただくとお伝えした。
会場は、前回中瀬先生と入った、砂町銀座商店街のレトロ調のおもかげ食堂「銀座ホール」で。
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講座が終わった後の15時45分からだから、夕食の支度など忙しい方も多いことから、中瀬先生と2人だけでもと思っていたら、ゲストの関口さんをはじめ、皆さん参加してくれた。
遅れて、NPOネイチャーリーダー江東の理事で、生物多様性チーム江東の清田秀雄事務局長(写真右下の左) も駆けつけてくれた。
清田さんとは、一度お会いしているが、都会から出る樹木の剪定枝葉をチップにして堆肥化、それを土壌改良等に使うための活用普及をされていて、環境保全と資源化への提言もしている。