北区立稲付中学校(武田幸雄校長) が毎年実施している土曜公開授業のサタデースクールで、今年も6月に、1年1組と2組に江戸東京野菜の話をさせていただいたが、今回は3組と4組の授業。
少し早めに着いたが、受付の「2階校長室までお越しください」の案内で、階段を上ったところは、佐藤綾子栄養教諭が指導する給食委員会のスペースで、これまでは「地産地消」として東京産の肉、魚、野菜について紹介していたが、今月になって貼り換えられていた。
給食委員会として、
「稲付中学校では平成25年度より『オリンピック・パラリンピック教育推進校』としてオリンピックを開催してきた国の勉強をします!
給食でもオリンピック開催国の料理について勉強しています。!
稲付中で実施した、オリンピック開催国の、給食メニューと、その国についてまとめてみました!」とある。
同校の南には、通りを挟んで西が丘サッカー場があるが、その一角に日本オリンピック委員会が設置した味の素ナショナルトレーニングセンターがあり、オリンピツクの有望な小学生・中学生の競技者を生活させながら、学校へ通学をさせていて、同校に通っている選手たちを、オリンピック開催国の料理の隣に貼りだしていた。
サタデースクールでの「江戸東京野菜」の授業は今年で4年目だから、同選手たちにもお話している。
さて、依頼された授業は「次世代に伝えたい江戸東京野菜」。
挨拶をした後、佐藤先生が、ペーパーを配布した。
1、 江戸東京野菜の種類にはどんな野菜がありましたか?
2、 お話を聞いて、江戸東京野菜についてわかったことを書きましょう。とあり、
江戸東京野菜の話が理解出来たら、家の人に話して、その感想を書いてもらってくると云うもので、次代を担う生徒達が聞き流すのではなく、メモをしながら聞いてくれるのはありがたい。
佐藤栄養教諭は、最近、小松菜を給食に使ったそうで、食材について説明をしていたようだ。
授業は、1時間15分で、1年生としては初めて大学生並みの長時間授業だから、気持ちを集中して持続するのは大変のようだが、一生懸命聞いてくれ、メモしていた。
稲付中学1年生の皆さん、佐藤先生、ありがとうございました。