東京都調布市にある天台宗別格本山 浮岳山 昌楽院 深大寺で、このほど、NPO法人 江戸ソバリエ協会(ほしひかる理事長)と 江戸ソバリエ石臼の会(山田義基会長) の共催による、第4回 深大寺 献そば式が執り行われた。
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当日は、15時から開催する「深大寺そばを味わう集い」に先立って行われたもので、
境内では「鬼燈(ほおずき)まつり」が行われており、大気が不安定な中でもイベントなどが行われ、家族連れなどで賑わっていた。
献そば式は、「そば守観音」への、お練りで始まった。
そば守観音は、深大寺の蕎麦屋「門前」の先代が中心になって地元そば屋の皆さんが、深大寺蕎麦の発展を記念して山門内に1963年に建立したものだが、昨年、境内のバス通りに面した一角に移転建立された。
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お練りは、本堂前に関係者が集まり、僧侶に続いて、石臼の会の高橋玄生氏、石田大三氏、松岡美恵子氏、山田会長、ほし江戸ソバリエ協会理事長と、関係者らが並び・・・、
行列は、山門を抜けて、バス通り沿いのそば守観音に奉献した。
そば守観音の東側には、そば畑が作られ、蕎麦の実りを見守っている
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夏そばの収穫も終わったようだが、ひこばえと、なごりの実が何本か残っていた。
お練りの、一行は御本殿に戻り、
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深大寺第88世 張堂完俊住職をはじめ、僧侶の読経の中、石臼の会の高橋氏、石田氏、松岡氏がそばきりを行い、ご本尊の 阿弥陀如来様に献納した。
式が滞りなく執り行われ、張堂住職のご挨拶があった。
この時期(7月18〜20日)境内では、恒例の「深大寺ほおずき祭り」が行われていた。
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深大寺の境内を国分寺崖線が横切っており、湧水が野川に向かって流れ出ている。
第5回 深大寺『夏そばを味わう集い』は、ここから。