練馬こどもの森が4月5日に、練馬区羽沢に開設されたことは、当ブログで紹介した。
地元の小学生など、こども達が、泥だらけになって遊んでいるようで、来園者は当初の計画以上に増えているというから、何よりだ。
こどもの森緑地運営共同企業体の、NPOあそびっこネットワークの、中川奈緒美代表理事と、UDSの宮原さくらさんは、5月23日に新宿御苑で実施た江戸東京野菜講座を受けていて、下期からは、江戸東京野菜を、子どもたちに栽培させたいということで、企画等のアドバイスの要請が(一財)都市農地活用支援センターにあったことから「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして派遣された。
上の画像をクリックする
4月から6月いっぱい子どもたちと栽培した、畑を見せてもらった。
スタッフも初めて栽培に取り組んだという、小松菜、春菊、ナス、トマト、ラディシュ等のF1種が畑に残っていた。
雑草だらけで、畑の体をしていないが、8月以降は、アドバイス通りに作業を行うと約束してくれた。
施設内の事務所では、中川さん、宮原さん、事務局の金秀妍さん、プレーリーダーの佐々木健弘さんに対して、秋冬産として栽培する江戸東京野菜の輪作体系などについてアドバイスを行った。
練馬の伝統野菜「練馬大根」を栽培したいというので、練馬大根の採種をやっている、第一人者渡戸章さんに、事前に了解を取ったうえで、話を聞きに行こうと、中川さん、宮原さん、金さん、佐々木さんを、車で5〜6分の渡戸さんのお宅に案内した。
こどもの森はJA東京あおばの直売所「ふれあいの里」から東に少し入ったところにあるから、渡戸さんも出荷の帰りに、前を通ったことがあると、「こどもの森」の場所も良く知っていた。
上の画像をクリツクする
あの辺りは、石神井川流域の水田地帯だったと、昔話をしてくれた。
この出会いは、NPOあそびっこネットワークの皆さんにとって、刺激的ないい出会いだったようで、一言ひとことを食い入るように聞いていた。