2015年08月08日

八王子では「葉ショウガ」の出荷を前に「八王子ショウガ生産者グループ」がこの程、結成された。


東京に唯一八王子市にだけある道の駅「八王子滝山」の会議室に、伝統ある八王子ショウガの生産者が集まるから、一緒に行きませんかと、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表から誘われたので出かけた。

実は、4月だったか、八王子市立みなみ野小学校の4年生が栽培している川口エンドウの圃場に行った帰りの農道で、八王子ショウガの生産者中西真一さんにお会いしたが、今度「生産者グループを作りますからよろしく・・・。」と伺っていた、期が熟して集まることになったようだ。




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皆さん仕事が終わってからで、19時からと云うので行ってみると、店内は数人のお客がいるだけで、レジを締めているところだった

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JA八王子からは田中伸晃指導広報課長と、室井高志さんがみえていたが、田中課長には、大手町のイベントでお会いしていた。
八王子ショウガは、東京都南多摩普及センターが栽培指導を行っていて、大浦知行主任普及指導員と中村さんから、冬季温度調節の結果報告が説明された。

その後、田中課長がJA八王子として「八王子ショウガ生産者グループ」の名称で組織化したいと提案、満場一致で会長に八王子市加住の村内米吉氏が決定した。

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引き続き、八王子ショウガを江戸東京野菜に登録するうえで、江戸東京野菜について、説明するよう田中課長から指名され、江戸東京野菜とは、また現状40品目が決定していて八王子としては、高倉ダイコン、川口エンドウ、があり、特に同市で収穫量の多い孟宗竹の「たけのこ」も江戸東京野菜であることを説明した。

高倉ダイコンと川口エンドウについては、福島代表から詳細な報告がなされ、八王子市市内の飲食店「けいの家」では、積極的に料理として提供され、今年の生姜祭り前後に、参加者を募集しての八王子ショウガの試食会も計画していることを報告した。



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八王子ショウガについては、村内会長の先代が地元で普及したと聞いているが、昨年小比企の中西さんの圃場に伺ったときにお土産に頂き、筋もなく、柔らかくて辛くもないと、押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんに伝えると、翌日、圃場を訪ねすでにお店で出している。

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posted by 大竹道茂 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種
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