何年も前から、熊手ネギを作ろうと思っていたが、タイミングを失していた。
7月1日、たまたま宮寺光政さんの畑に伺ったら、江戸東京野菜のひとつ、「拝島ネギ」が植わっていたので、宮寺さんに頼んで、植え替えてもらった。
どのくらい生育したものを植え替えれは良いかは、今後の試作で判断していくことになる。
今年3月5日に播種したものだと云うネギは4ケ月程経ったが、20数本抜いて、植え替える場所を平らにして・・・
古い書物に、熊手ネギを品種の1つと思っているらしきものがあるが、江戸東京野菜(物語篇)にも書いたが、地域雑誌「谷中 根津、千駄木」(其の32)に、日暮里で農業をしていた横山庄右ヱ門氏が記録したものが掲載されている。
根本を曲げてつくり、束ねると「熊手」のようになることから、その名があると書いている。
定植の省力化で初めから寝かせて、定植するとの説もあるが、宮寺さんの考えでは、始めからでは早すぎると云う。
1度生育したものを、途中で植え替えるのでは、省力化にはならず何のために曲げるかだが・・・・。
仙台の曲がりネギを例にとると、植え替えることで起き上がろうとするストレスで、ネギに甘みが増すのだという。
抜いたネギを寝かせていく。
次に、10cm程、土を厚めにかけていく。
前日の雨で、土は閉まっていた。
1ヶ月ほど経った28日に、撮影したら、ネギは立っていたが、
1本いっぽんが不規則な立ち上がりだ。
8月11日、前日雨が降るという予報だったが、パラパラ程度で、畑はブカブカ状態。
写真を撮ると云ったら、宮寺さんが数本土を払ってくれた。
曲がっている。
上の画像をクリツクする
土寄せの段階で曲りを修正していくようだが、今後、土寄せで軟白がどの程度、進むかだ。
江戸からの野菜文化として再現できればと、継続して研究していく。