NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会の前身 NPO法人ミュゼダクリの理事・永瀬克己先生が亡くなられて1年半、このほど奥様から、先生のライフワークをまとめた「沖縄・よみがえる民家と集落」を贈呈いただいた。
いただいたお手紙には、「・・(省略)・・教員として研究者としての最後のまとめをせずにおわってしまった、夫の無念さを思った時、ライフワークとも言える沖縄研究をなんとかまとめ 本に出来たらなら・・・」と云う奥様の願いが綴られ、
その思いを受け留めた先生のご友人、宮崎勝弘氏、古川修文氏、津山正幹氏が編集を担当されて、「沖縄・よみがえる民家と集落」を、このほど刊行されたもの。
「編集にあたって」
先生のお人柄は、宮崎勝弘氏、古川修文氏、津山正幹氏が編集を担当されたお蔭て、各ページに滲み出ていて、
「大地にもぐり込んだ村」では、沖縄・渡名喜島の集落と民家の空間構成に関する研究。
「戦争で消えた村」では、沖縄・小湾の民家と集落の復原に関する研究、
そして、「作品集」には、教育者で研究者の多彩な才能を発揮されている先生を知ることができた。
このご本は、お住まいのある東大和市、大学のある小金井市、日野ビジョンを描かれた日野市の図書館、国立国会図書館で読むことができる。
因みに、先生にお世話になったことは49日が過ぎたとして当ブログで紹介している。