先日、練馬で仕事をしていたら、井之口喜實夫さんから、雑司ヶ谷ナスが収穫できたと持ってきていただいた。
早速、揚げ浸しに料理していただいたが、雑司ヶ谷ナスは寺島なすに比べると皮が軟らかく、寺島ナスとは異なる特徴が出ていた。
食べた後になって、しばらく井之口農園には伺っていなかったのに気が付き、雑司ヶ谷ナスの状況を見ておきたいと、いらっしゃることを電話で確認したうえでお邪魔した。
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井之口農園の主力・秋冬産キャベツの苗が屋敷の南側に広がる畑で定植が終わっていた。
自宅から離れたところにある畑に植える苗は、定植を待っていた。
自宅前の畑を写真に撮っていたら、偶然、畑の西側に植わっている雑司ヶ谷ナスが映り込んでいた。
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昨年までは、寺島なすを数本栽培されていたが、今年は、地元JA東京あおばが普及している、雑司ヶ谷ナスを、JAで江戸東京野菜を担当している木内史彦課長代理に依頼して、15本程取り寄せ栽培されていた。
今朝採ったばかりだそうで、食べ頃は生っていなかったが、花は沢山つけているので、9月初めから、秋茄子を沢山つけようとしていた。
井之口さんは、昨年、成田重行先生の依頼で、内藤トウガラシを、
また、押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんの依頼で、伝統小松菜と寺島なすの栽培をしていたが、今年は、秋冬産から、量的にも採算が合う程度の栽培を目指すそうだ。
「東京新宿ベジフル(株)」の地元市場からも引き合いがあるようだ。