JA東京あおばでは、地元の伝統野菜・練馬大根の採種作業を、練馬区大泉の白石好孝さんの作業場で、行われた。
この事業、練馬区から業務委託を受けている「江戸東京野菜・練馬大根伝来種保存事業」で、毎年、12月に母本選定として、渡戸章氏、白石好孝氏、五十嵐透氏の栽培農家と、東京都中央農業改良普及センター、練馬区、JA東京あおばの担当職員らが参加して行われていることは、当ブログで紹介している。
昨年母本選定した練馬大根を再度植えなおして、今年6月頃から実った莢を乾燥させていたが、このほど関係者を集めての採種作業となったもの。
練馬大根の乾燥した硬い莢から種を採り出すには、昔はビール瓶でたたいたものだと、渡戸さんから聞いたことがあるが、今回はかたい莢を割るのに、体重をかけて踏んで割っていた。
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今年の採種量は、約4万粒と例年より多く、一部は、9月初めに採種用大根として播種される。