八王子ショウガの最盛期を迎えて、八王子市小比企の中西真一さんのお宅に寄ってみた。
中西さんの畑には、一昨年に伺ったことがあったが、八王子ショウガの荷づくりの様子は初めて見ることができた。
八王子市立みなみ野小学校で高倉ダイコンの栽培が始まったが、同校とは道を挟んで小比企町になり、ここには同校の畑はあり、その畑を下ったところに中西さんのお宅がある。
中西さんは、畑に行っていて、お会いすることはできなかったが、ご家族で出荷作業に忙しくしていたところを、撮らせていただいた。
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八王子ショウガ生産者グループの会長をされている、八王子市加住の村内米吉さんを訪ねて歴史を伺っているが、
今年度、江戸東京野菜への追加申請として「八王子ショウガ」は、8月に開催された江戸東京野菜推進委員会で決定されたことから、今月開催されるJA東京中央会の理事会で承認される予定だ。
真一さんお父さん忠一さんが、30年もかけて試行錯誤をしながら、栽培をしてきた「八王子ショウガ」だけに、家族の皆さんのその思いを知っているだけに調整作業も丁寧に行われていた。
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畑でショウガを抜くときに、種ショウガはもげてしまうが、もげた種ショウガは別に「ひねショウガ」として販売するが、いわゆる「葉ショウガ」と云われる「新ショウガ」は、根などを取り除いての、調整作業が行われて、出荷される。
筋がなく柔らかくて、香りが良い「八王子ショウガ」は、人気が出てきている。
作業部屋は、ショウガの匂いに包まれていた。