早稲田大学社会科学総合学術院都市居住環境論研究室の早田宰教授から、練馬の井之口農園で行われた「都市農業振興の現状と展望」のワークショップのレポートが届いた。
このレポート、JA共済寄附講座として行われているもので、「東北復興のまちづくり」として、今年で4年目を迎えるそうだが、2012年には、早稲田ミョウガの講義をさせていただいている。
同講座では、その後、三國清三シェフを招いてのキッチンスタジオについても、当ブログでも紹介している。
ワークショップ当日は、早田先生から、ご案内を頂いていたが、先約があり失礼してしまった。
今年は、生産現場の、井之口喜實夫さんの圃場を見学、早稲田ミョウガタケのピクルスやキャベツを試食しながら、都市農家の現状と、都市農業の多様性について話し合われたようだ。
「都市で農業を営むメリットがわからなかったが、井之口農園のフィールドワークで重要なメリットに気付いた。」をはじめ、、「農業は、生命につながる根幹」「食の安全保障〜日本人の安全にかかわるもの〜」「品種の個性を知り尽くした農の戦略化を」等、都市農家の話を直接聞いていただけたことで、都市農業への理解は深まったようだ。
都市農業振興基本法が国会で成立した後に実施された講座。
このような機会は、今後、農業サイドからも積極的に開催していくことの重要性を改めて感じた次第だ。
早田教授、ありがとうございました。
後日、JA東京あおばでは、系統のJA共済の事業と云うこともあり、榎本高一代表理事組合長も参加されていて、同JA広報誌に掲載された。