JR錦糸町の駅ビル「テルミナ」の5階飲食店フロア「たべテル」と「テルミナ3」の四季の蔵で、
9月18日(金)から始まった、オータム・グルメ・フェスタは季節の「江戸東京野菜」のメニューが登場すると、当ブログで紹介している。
東京の伝統野菜「江戸東京野菜」については、説明から入るか、食べてから入るか、栽培してから入るか、色々と入り方はある。
「テルミナ」の9店舗が、利用してくれることになったことで、食べてから入る方も多いと判断、説明をしようと、
19日(土)に、かねてから店内のポスター等で告知した「江戸東京野菜講座」を、たべテルのエスカレーターの上がり口、エレベーター前のスペースを使って、
14時からと16時からの2回、開催した。
錦糸町ステーションビルの高橋由佳さんのMCで始まった江戸東京野菜講座は40分。
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「江戸東京野菜講座」での、受け持ちは、江戸東京野菜とは! から始まって、墨田区の伝統野菜「寺島ナス」の歴史や復活の経過、寺島ナスの特徴など。
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瀬川社長から、寺島茄子之介のTシャツを着て来いと云うので、東向島のプロジェクトが作ったTシャツを着て登場となった。
寺島ナスは、固いナスだが、加熱するとトロミが出て美味しいナスだから、どの店も特徴を生かした料理をしていると皆さんに紹介した。
「しんとり菜」は、日中国交正常化前の時代、中華料理の高級食材として、芯だけ使うから「しんとり菜」と呼ばれた。
「東京うど」の栽培は、1年目は根株を育て早霜に当てて、休眠させる。
それを掘り上げて、穴蔵で育てることで軟化ウドが出来ると、その経過を説明。
そして、お土産の「滝野川ゴボウ」については、生産者の岸野昌さんの畑を紹介。
20分と云う時間内の、テルミナ用パワーポイントを作っていった。
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上原恭子さんの講座は、まず、レシピを配布してから、お土産用の「滝野川ゴボウ」を使って・・・・、
途中お客様に質問も、
「ゴボウは、茎の方から食べるか、根の先から食べたらいいか!」
ゴボウは根の先の方が、味が濃く、先から食べていくのが常識とか。
最後に質問などの時間
どこで買えるのか!、質問。
私からは、テルミナ地下1階の九州屋さんでは、
この季節の江戸東京野菜として、寺島ナス、滝野川ゴボウ、早稲田ミョウガ、しんとり菜、伝統小松菜、東京ウド、奥多摩ワサビなどが
販売されていることも紹介した。
今後、九州屋さんを、下町の拠点にしたいものだ。
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上原さんは、配布された資料の中から、江戸東京野菜コンシェルジュ資格講座の案内を行った。
座席が用意された30名のお客様には、終了後、江戸東京野菜の「滝野川ゴボウ」がプレゼントされた。
これまでの写真は、瀬川社長にも提供いただいた。
これまで準備を進めてきた、(株)ロケーションリサーチの瀬川雄貴社長から、昼前に来て、昼食を「たべテル」で食べてくださいと云うので、打ち合わせ前に、上原さん、納所二郎理事長で、思い思いの店で食べようということになった。
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写真左上、「HOMELLA TEXACO」寺島ナスのミートグラチネ(上原さん)
写真右上「Cielo y Rioヒガシ」寺島ナスとシラスのアラビアータピッツア(大竹)
写真下「船橋屋」きのこと江戸東京野菜の天ぷら盛り合わせ茶碗蒸し(納所氏)
各店とも寺島ナスの特徴をつかんだお料理で、その事は、講座の中で紹介した。
(株)錦糸町ステーションビル営業部の福屋多喜子次長、高橋千佳係長、高橋由佳さん、今野翔太さんの皆さんには、お世話になりありがとうございました。
オータム・グルメ・フェスタは、10月4日まで行われますが、引き続き宜しくお願いいたします。