早稲田ミョウガのシーズン到来で、早稲田鶴巻町の天祖神社での「奉納の儀」から、全てのイベントが始まる。
先日、早稲田大学の早田宰教授から頂いた情報は、当ブログで紹介していが、「奉納の儀」を見届けたのでその様子を紹介する。
同神社の崇敬者、岡戸和夫(榎町地区協議会副会長)さんを初め、西町会、南町会、北町会の役員がそろいの法被姿で参列し、「奉納の儀」は、風山栄雄宮司のもと、厳粛な中で滞りなく執り行われた。
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風山宮司が、三方に乗せた「早稲田ミョウガ」を掲げて記念撮影。
早田教授は右端、
例年、早稲田ミョウガの生産者・井之口喜實夫さんが栽培したものを、奉納するが、今年は、井之口さんが協力して、栽培圃場を設けた、早稲田大学構内と、天祖神社境内の展示圃で収穫したものを奉納したいという申し出もあり、地元で採れた早稲田ミョウガを奉納することとなった。
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式典は、8時半斎行と云うことで、早田先生は早朝、早稲田大学周辺商店連合会北上昌夫会長のお店・牛めし「三品」の前にある「早稲田ミョウガ圃場(早大構内)」で収穫してきた。
この圃場、構内とは云え、一般道に面していて、同大学が地域にひらいたスペース。
天祖神社には、昨年、井之口さん立会いの下で、地元の造園業中田さんが、情緒ある展示圃場を鳥居を入った右手に設けた。
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早田先生は、井之口さんの収穫の様子を見て習ったと、手際よく「茗荷の子」を探し始めた。まだ2週間早いと判断したようだが、中でも一番大きく育っていたものを収獲した。
中田さんの話では、境内の植木で日陰になり、日照時間が足りないのも影響しているのでは、と・・・。
「早稲田ミョウガ」は、神前に奉納された。
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岡戸総代は、早田先生が収穫してきた早稲田ミョウガを三方の上で、綺麗に並べ、真ん中に同神社の初物の小さなミョウガを乗せた。
東京メトロ東西線の早稲田を下車して早稲田通りに面したところに、小さな祠。
通勤途中の方が、お参りをしていた。
何かと、足元の石碑に「落馬地蔵尊」とあった。
この前は、何度が通ったが、気が付かなかった。
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祠にある縁起によると、なんでも三代将軍家光が、遠乗りでこの地で乗っていた馬が驚き走り出したことで落馬したという。
その地を探すと、土橋の下から地蔵が出てきたので、祀ったものだという。