今年の4月に、練馬区高松1丁目に、練馬区「農」の学校が開校したが、下期からは、「江戸東京野菜の栽培講座」が予定され、8月1日の練馬区報には、区民を対象に募集が掲載されていた。
栽培指導の講師は、江戸東京野菜コンシェルジュで練馬区平和台の渡戸秀行さん。
そして、座学を私が受け持った。
同講座は9月12日に始まっていて、露地では、練馬ダイコン、金町コカブ、亀戸ダイコンの種まきが終わった。
講座では、24日に撮影された資料が配られたが
上の画像をクリックする
見本用として、練馬ダイコンの他、ビニールハウス内では、ごせき芯とり菜、ごせき晩生小松菜は、先行播種も含めて、順調な生育を見せている。
特別講座としての「江戸東京野菜の栽培講座」のシラバスを見ると、
栽培の他、座学として「江戸東京野菜の歴史と魅力」が含まれていて、講師を依頼されていた。
26日、会場は練馬区役所東庁舎7階会議室で、14時から1時間半を頂いて、話をさせていいただいた。
「江戸東京野菜とは」として江戸東京野菜の定義を説明。
伝統野菜の固定種と、1代雑種の交配種の意味について説明を行った。
江戸東京野菜が、今年度で、42品種になったことを伝え、
この度の、栽培講座で栽培している、練馬ダイコン、金町コカブ、亀戸ダイコン、シントリ菜(ごせき芯とり菜)、伝統小松菜(ごせき晩生小松菜)と、
地元JA東京あおばが、復活・普及の推進に取り組んでいる、
東京大越ウリ、渡辺早生ゴボウ、志村みの早生ダイコン、雑司ヶ谷ナスについては、練馬における栽培事例として紹介した。