昭島市立拝島第二小学校(田中淳志校長)の3年生に、農家の仕事を教えて、4年目になる。
孫娘が3年生の時に担任の杉本幸司先生から依頼されて始めたものだ。
昨年からは、農家見学の地元農家が岩田英雄さんの畑に変わったことと、今年から、昭島市教育委員会の副読本「わたしたちの昭島市」がリニュアルされたことから、それに合わせて、パワーポイントで授業をするに当たって、農家の仕事を撮り直す必要性が生じていた。
3年生の学年主任の植松先生との打ち合わせの中で、私の授業は、農家見学の前に農家の仕事などについて話し、その後に体験するような流れにしていただいた。
したがって、その前に、岩田さんのお宅に伺って写真を撮らせていただいた。
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岩田さんのお宅は、奥さんと、ご子息の理史さんの3人で農業をやられていて、直売所に野菜を持っていくなどは理史さんが担当しているようだった。
この時期、岩田さんは、カリフワーとブロッコリーを栽培していて、どこに荷を持って行っているのか追ってみると、中神の地元JAの直売所「みどりっこ」と、立川にある「ファマーズセンター みのーれ立川」に持って行っていた。
これらの写真を元に、パワーポイントをリニュアルし、授業を行った。
尚、同授業は同校の要請により、「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。
13日、3年生たちは、農家見学として岩田さんのお宅にやってきた。
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まずは、岩田さんが自己紹介をしてから仕事について説明。
ブロッコリーとカリフラワーの葉の色の違いなどを学ぶ。
手前の色の濃いのがプロコリーで、先の子どもたちの前あたりの薄い色がカリフラワー。
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生徒達に、自宅周りのハウスを案内、ハウス内のほうれんそうとキュウリ、露地ではインゲン豆、タケノコ型の白菜、通りを挟んだ畑では、ネギと、ブロッコリー、カリフラワー、里芋も畑の脇で育っていた。
昨年は、トラクターで里芋を掘るところをやってくれたが、今回はほうれん草の種まきで、
機械を使ってマルチを敷くところを実演してくれた。
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すでに耕してある畑に、ホウレン草用の化成肥料を播いてから、マルチを引く機械で端から敷いていくと、子どもたちから歓声が上がった。
次に、マルチの穴にホウレン草の種を蒔いていく機械で、一度に4つの穴に種を播くところを学んだ。
子どもたちからは、色々と質問が出ていたが、岩田さんは一つひとつに応えていた。