「江戸東京野菜四谷菜園の会」園主の尾下千秋さんから、今年も秋作の勉強会を行うので来てほしいと、依頼されていた。
これまでは、昨年の9月と今年の3月に、江戸東京野菜の概論等について、お話してきたが、今回は、「農」のある暮らしづくりアドバイザー(都市農地センター) の宮寺光政さんと一緒に依頼されていて、この時期に播種して、栽培できる野菜を紹介し、解説を行った。
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宮寺さんは、これまで屋上菜園で会員の皆様を指導をしてきたが、種袋を開けたら使い切ってしまわないと、と思っていた会員もいて、
一作に全部蒔いてしまう傾向があったため、次の作業の、間引きでは、根が絡み合い一本抜くと何本も抜けてしまうということで、抜くのにひと苦労していた。
こんな初歩的な指導から始まって、あらゆる角度から宮寺さんは指導をされていた。
この季節に蒔く種としては、江戸東京野菜の亀戸大根と品川カブの種を、尾下さんが「野口のタネ」から購入していたが、
それ以外に、深谷ネギ、玉ネギ、キャベツ、ニンジンの一般野菜の種も用意していた。
しかし、深谷ネギは、埼玉のネギで、江戸東京野菜には、砂村一本ネギ、千住一本ネギ、そして拝島ネギがあるのだが、勘違いして買ったのかも・・・。
亀戸大根と品川カブについては、歴史などの話をしたが、
特に、品川カブについては、毎年、品川神社境内で、「東海道品川宿なすびの花」(大塚好雄代表) が主催して、「品川蕪品評会」が行われているので、
今年の栽培は、品評会を目標にするように、皆さんに伝えた。
因みに、昨年の品評会の様子は、上の画像をクリックする
今年の品評会は、
12月23日(祝)、品川神社で10時から行われる。
申し込みなどは、大塚好雄代表まで 090−8745−8810、