先日、多摩八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が、タネのお芝居を見てきたと、興奮気味に話しかけてきた。
話を伺うと「しあわせのタネ」というお芝居で、お芝居の中に「ネオニコチノイド系農薬」、「固定種」、「在来種」、「F1」なんていう、我々が普段使っている専門用語が、セリフの中にバンバン出てくるお芝居なのだと・・・。
しかも、山形大学農学部の江頭宏昌教授が協力されているお芝居だという。
渡辺智史監督の映画「よみがえりのレシピ」からつながる、山形県鶴岡を背景にしたお芝居で、昨年、すでに山形県鶴岡、山梨県都留、そして高円寺でも開催されたとか
福島代表は見ていて感激し、企画制作をされた村山光喜さんと女優の中山明美さんにもお会いしていて、チラシの協力組織に、多摩八王子江戸東京野菜研究会が名を連ねていた。
今年は、プレイベントとして、8月に千葉のきらりホールで「タネと野菜の味のあるはなし」、9月には座・高円寺で「しあわせのタネまき祭」、香取市のいぶき館で「しあわせのタネまき祭in香取」を行ってきたようだ。
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11月13日〜15日の、6回講演が行われ、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の納所二郎理事長、上原恭子理事も13日に、福島代表の案内で行っている。
お芝居は、結婚披露宴会場が舞台だが、日頃、講演などで話している言葉が、俳優のセリフとして、次々と出てくるのには驚いた。
お芝居の中で、来賓の祝辞という設定で、江頭教授が上手から登場した。
先生が東京に来ている休日が選ばれたと思うが「特別出演」された。
堂々としたセリフ回しで、最後に「タネの話の詳細はプログラムに私が書きましたから売店で購入してください」と云って下手に消えた。
今年1月、先生とは高知県でお会いして以来だが、アルケッチャーノの奥田政行シェフとのトークショーも面白かったが、今回のステージも場馴れしていた。
帰り際、ロビーで江頭教授にお会いしたので、叔母の役をされた中山明美さんと一緒に、写真を撮っていただいた。
企画制作をされた村山光喜さんと中山明美さんに初めてお会いしたが、江戸東京野菜コンシェルジュへの導入として、演じ続けていくと話されていて、同志のような頼もしさを感じ取った。