2015年11月18日

NPOロータスプロジェクトのスタッフに江戸東京野菜を次代に伝える重要性を話す。


10月にNPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさんからメールを頂いた。

何でも、同プロジェクトは、西新宿にある日蓮宗の常円寺を「新宿サテライト」として、お寺の社会貢献を掲げて設立されたもので、季刊のフリーペーパー「LO+」を、5千部発行している。

中山さんは2月に、新宿区立エコギャラリー新宿で開催された江戸東京野菜の講演会に来てくれていて、
11月7日から始まった、江戸東京野菜コンシェルジュ講座の総合篇を受講し、中山さんと話すと、今後同プロジェクトの中でも、江戸東京野菜を位置づけていこうという思いが伝わってくる。





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常円寺は、新宿大ガードから青梅街道を下った右側にあるお寺で、山門をくぐると今までの喧騒がうそのように静かになる。





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NPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさんから依頼されて、11月10日に江戸東京野菜の中でも新宿の伝統野菜、鳴子ウリ、内藤カボチャ、内藤トウガラシ、早稲田ミョウカを中心に話をさせてもらった。

かつて青梅街道を、この辺りから神田川に向かって農地が広がっていて、内藤カボチャは、この辺りでは淀橋カボチャとして栽培されていた。
また、更に下って、神田川流域では「鳴子ウリ」を栽培する幕府の御前栽畑が設けられていた。



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今年の1月に、西新宿発 こころと暮らしを調える情報誌「LO+」冬号としてvol0が発行された。

上の画像をクリツクする
同誌には、同プロジェクトの及川一晋理事長が「『手渡し』をする大切さを共有できる人とつながりたい」のインタビュー記事が掲載されている。

先日、「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして、同プロジェクトのスタッフの勉強会に招かれ、江戸東京野菜についてお話をさせてもらった。

新宿と八王子市川口にまたがる同プロジェクトが、伝統野菜でつながるご縁も大切にしたいもので、

お話した内容は、冬号として1月発行誌に掲載される予定だそうだ。




posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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