10月にNPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさんからメールを頂いた。
何でも、同プロジェクトは、西新宿にある日蓮宗の常円寺を「新宿サテライト」として、お寺の社会貢献を掲げて設立されたもので、季刊のフリーペーパー「LO+」を、5千部発行している。
中山さんは2月に、新宿区立エコギャラリー新宿で開催された江戸東京野菜の講演会に来てくれていて、
11月7日から始まった、江戸東京野菜コンシェルジュ講座の総合篇を受講し、中山さんと話すと、今後同プロジェクトの中でも、江戸東京野菜を位置づけていこうという思いが伝わってくる。
常円寺は、新宿大ガードから青梅街道を下った右側にあるお寺で、山門をくぐると今までの喧騒がうそのように静かになる。
NPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさんから依頼されて、11月10日に江戸東京野菜の中でも新宿の伝統野菜、鳴子ウリ、内藤カボチャ、内藤トウガラシ、早稲田ミョウカを中心に話をさせてもらった。
かつて青梅街道を、この辺りから神田川に向かって農地が広がっていて、内藤カボチャは、この辺りでは淀橋カボチャとして栽培されていた。
また、更に下って、神田川流域では「鳴子ウリ」を栽培する幕府の御前栽畑が設けられていた。
今年の1月に、西新宿発 こころと暮らしを調える情報誌「LO+」冬号としてvol0が発行された。
上の画像をクリツクする
同誌には、同プロジェクトの及川一晋理事長が「『手渡し』をする大切さを共有できる人とつながりたい」のインタビュー記事が掲載されている。
先日、「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして、同プロジェクトのスタッフの勉強会に招かれ、江戸東京野菜についてお話をさせてもらった。
新宿と八王子市川口にまたがる同プロジェクトが、伝統野菜でつながるご縁も大切にしたいもので、
お話した内容は、冬号として1月発行誌に掲載される予定だそうだ。