江戸東京野菜コンシェルジュ協会の講師を務める阿部希望さんが「伝統野菜をつくった人々」が12月に上梓される。
阿部さんは、大学時代から江戸東京野菜に注目してくれていたが、大学院に進み、種屋の研究で博士号をとられたことは、当ブログで紹介している。
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旧中山道はタネ屋街道に今も残る、榎本種苗店の蔵の中にあった数々の資料。
伝票1枚々に記された内容まで記録して行く気の遠くなる作業が、博士号につながり、この一冊にたどり着いたもので、これまでの研究の成果を、多くの方々に読んでいただきたい一冊だ。