JA東京あおばは、練馬区、板橋区、北区、豊島区をテリトリーとしているが、平成9年に、同地区の4JAが合併をしてから、農地のある練馬区と板橋区と両区農業委員会の後援を得て、以後毎年光が丘公園で開催し18回を迎えている。
今年もご招待を頂いたが、2日目に10時前に伺った。
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今年は、昨年に続いて、「江戸東京野菜」を展示するスペースを作ってくれた。
会場には、全国各県から友好JAが、特産物を持ってブースを設置したことから、懐かしい故郷・出身地の味を求めて、光が団地の住民をはじめ近隣住民が会場を訪れた。
農産物の展示テントの中には、練馬区と板橋区の農家が生産した農産物が展示されていたが、野菜、果物、盆栽等が出品されていた。
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展示された中に、熟したオリーブ(写真右下)があったのには驚いた。
何でもあるのが都市農業だが、最近の暖冬で、バージンオリーブオイルも搾れるようになるかもしれない。
昨年から、「江戸東京野菜」の展示スペースを作ってくれたが、説明役がいなくてはと、練馬区が実施する「料理教室」の講師をされている齋藤朝子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) が、主催者に申し入れて、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の佐々木昭理事とで2日間にわたって、説明役を引き受けた。
また、昨年は「練馬大根と志村みの早生大根」しか展示されなかったが、早稲田ミョウガを栽培している井之口喜實夫さんが、それでは寂しいと、自ら栽培している「亀戸ダイコン」と「雑司ヶ谷ナス」「伝統小松菜」を出していただいた。
まだ、この時期、内藤とうがらしや内藤かぼちゃ、シントリ菜に、三河島菜、馬込三寸ニンジンなどの生産者が増えてもらえればと、JA東京あおばの担当者と相談していきたい。
練馬と云えば「練馬大根」だが、12月になると干し大根にするために収穫作業に入るが、この時期だと少し早いから、まだ幾分細いのはやむをえない。
練馬大根の第一人者、渡戸章さんにツーショットで写真をお願いしたら、待ってろと!、と云って展示してあった自分が栽培した自慢の練馬大根を持ってきた。
これは、立派な出来だ。
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練馬区が、区民に練馬大根を供給するテントが設けられていて行列ができいた。
会場では、大根を持った区民が、全国から集まった各県JAのテントをめぐって楽しんでいた。
練馬大根の干し大根は、渡戸章さんがデモンストレーションとして毎年展示しているが、
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伝統の干し方を次代に伝えるべく、昔ながらの『たち編み』を紹介していたので写真に撮ってきた。
会場では、懐かしい人たちにお会いした。
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練馬方式と云われる全国農業体験農園のルーツ練馬区の立毛品評会綬賞式が行われていて、JA東京あおばの榎本高一組合長が挨拶をしているところだった。
ステージ前列には、右から中央農業改良普及センター西部分室の山岸明さん(主任普及指導員)。山岸さんは本田ウリを見つけて教えてくれた方だ。
半纏姿は、加藤義松さん(全国農業体験農園協会理事長)、隣りは、五十嵐透さん(練馬区体験農園協会会長)、白石好孝さん(NPO畑の教室理事長)が並んでいた。
写真左下、渡邊和嘉常務と宮本金一さん。
宮本さんは江戸東京野菜が話題になっているね、と話しかけてくれた。実家の近くだから、今度行ってみようと思っている。
写真下中は、JA東京あおば地域振興部の若手有望株として紹介された、左から加藤義貴さん、村田雄飛さん、荒井祐介さん。
奥多摩ワサビの千島国光さんが、江戸東京野菜の「奥多摩ワサビ」を販売していた。
千島さんには、6月にお会いして以来た。
写真右上は、遠藤養蜂園(板橋区) の遠藤正明さん夫妻。巣箱は、あきる野市方面にも設置してあるとか。