先週の日曜日、多摩・八王子江戸東京野菜研究会では、干し大根づくり真っ最中で、ただ一人になってしまった高倉大根生産者の立川太三郎さんのお宅を見学するツアーを企画し、その後会場を八王子駅近くの「けいの家」に移して、高倉大根の食べつくしの集いを開催した。、
午前中は、練馬大根引っこ抜き競技会が開催されていたが、納所二郎さん、福島秀史さんはそちらを終えてから八王子に向かった。
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多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表から、同会の活動の様子が報告された。
高倉ダイコンによる食育授業。
川口エンドウの栽培指導も行っている。
八王子ショウガを江戸東京野菜に追加申請することにもかかわった。
八王子エリヤの交流会も八王子の伝統野菜を食べさせる「けいの屋」で実施するなど、活発な活動を展開している。
お揃いのTシャツ右から、
石川敏之さん(4期 江戸東京野菜コンシェルジュ)、
八幡名子さん(5期 江戸東京野菜コンシェルジュ)
福島代表(江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事)
「けいの家」 北澤秀彦代表(上)と、野村浩司調理長(下)
かつては、高倉ダイコンを干す風景が、八王子百景に数えられたが、今日では立川太三郎さんのハウスにしかない。
干すために綱で吊ってある高倉ダイコンは、夜には降ろされハウス中央に延べられた布団に寝かされ、朝には再び吊り下げられる。毎日これを繰り返す作業は重労働だ。
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先付 高倉大根と〆鯖の三色なます
葉物・・高倉大根と後関晩生小松菜の生ハムシーザーサラダ
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刺盛・・高倉大根刺身と寒鰤の土佐造りと紅白北前寿盛り
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皿鉢・・高倉大根のベーコン巻き・大根の葉の出汁巻き玉子
立川さんのお宅にあった、高倉大根の干した葉
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干し大根のステーキは、当日のサプライズ。
福島代表が立川さんから事前に入手したものを、自宅で干し大根にして、けいの家に持ち込み野村調理長が、特別にステーキにしてくれた逸品。
高倉大根と手羽先の煮物
皆さんのテーブルを回って挨拶をしていたものだから、写真を撮ったのはここまでで、
昨年の「高倉ダイコン祭り」から、さらに新たな創作料理が提供された。
鍋物・・大根と十勝鮭の酒粕鍋
食事・・・高倉大根おろし添えの雑炊