八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長) 3年生が今月から始める八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」の種まきが行われた。
12月14日、これまで栽培してきた4年生が、次年度に取り組む3年生を教室に招いて、「高倉ダイコン」と「川口エンドウ」の栽培と、調べ学習で知ったことなどをまとめて、プレゼンテーションを行った。
そして、最後に4年生から川口エンドウのタネを「私たちが頑張って採った種です。大切に育ててください。」の言葉が添えられて引き継いだことは、当ブログで紹介している。
あれから1週間が過ぎた22日、川口エンドウのタネまきが実施された。
現在の4年生は、4月末の授業から始まった。
それ以前の作業は12月の初めに、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が自宅で播種をし、定植は同校の先生たちの協力も戴いて2月に行っている。
今回は、4年生から種を直接いただいた事から、今年から3年生が播種と定植まで行うこととなった。
多摩・八王子江戸東京野菜研究会からは福島代表と石川敏之さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) がみえていた。
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学年主任の小山田雅先生と、簡単な打ち合わせをして、授業に入った。
培養土とポット、トレー、シャベル、ジョウロ等を用意し、種は各クラスで保存していた。
3年1組(岩瀬広記学級 38名)、3年2組 (森田北斗学級 38名) 3年3組(小山田雅学級 40名)
各クラスの生徒達は福島代表の指示通りに、スコップでビニール袋から培養土をポットに移す作業を行った。
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次に、担任の先生から種をもらい、ポットに3カ所、種の位置を記して蒔く。
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トレーに並べられたポットは教室の日当たりのよいところに置かれて管理され、2月末には定植される。
今後の予定について、帰りがけに学年主任の小山田先生と打ち合わせを行ったが、4月下旬に実施予定の江戸東京野菜の初めての授業は、3年生の内に前倒しで実施することで、伝統野菜を栽培する意識を早く持ってもらう事となった。