鎌倉大根の普及に協力すると云ってくれている、絵本塾出版の尾下千秋社長が今後の取り組みの打ち合わせをしたいと云うので、鎌倉の大根料理店「福来鳥」で待ち合わせた。
尾下さんは、昨年の11月末に開催された、鎌倉大根の収穫祭に出席されていて、鎌倉の歴史文化と、そこに自生する鎌倉大根への魅力にひかれて、今度は鎌倉大根の自生地を見たいというので、ご一緒した。
「福来鳥」の女将さとうえださんも尾下さんが来るのを楽しみにしていて、鎌倉大根の応援者のひとり大工の鈴木義朋さんに車の運転を依頼して案内してくれた。
由比ガ浜の「鎌倉大根」自生地、稲瀬川の河口に連れて行ってもらった。
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稲瀬川を境に、東が鎌倉郡で、西が高座郡に分かれていて、まさに、この地域にあるから鎌倉大根なのだ。
枯草の中に、ハマダイコン、いわゆる鎌倉大根があちこちに点在し、緑の葉を伸ばしていた。
えださんが地魚を購入する材木座の漁師「源兵衛丸」さんにお会いしたので名刺を手渡してご挨拶。
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大工の鈴木さん(写真右)も、今回初めて鎌倉大根を知ったわけで、源兵衛丸さんの畑で栽培されている学生グループの鎌倉大根の生育状況を見ていた。
尾下さんは、源兵衛丸の畑で学生グループとは別の「鎌倉大根」を試作するため抜いて持ち帰った。
鎌倉大根にご縁のある佐助稲荷は、源頼朝ともご縁があり、稲荷のお告げで頼朝が出世したことから出世稲荷とも呼ばれていて、料理名にしたという。
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鎌倉ビールで漬けた〜ほろ酔い気分〜
菜飯

頼朝の時代以前、1300年前から住んでいるという材木座の名門・高橋眞佐子さんに、昔の鎌倉の様子をうかがう。
浜防風
築地青果市場の仲卸・政義青果の近藤義春さん(江戸東京野菜コンシェルジュ1期生) にお願いして昨年は埼玉産の防風を送って戴いたが、今度は茨城産の浜防風が入荷したからと、たくさん送って戴いた。
防風は神奈川県の海岸線にも自生していることから、将来的には源兵衛丸の畑で栽培することを考え、料理の試作用に送って戴いたもの。
近藤社長、ありがとうございました。
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材木座の高橋さんからいただいたカマスと、えださんが栽培した大根と浜防。
佐助の試験圃場で栽培されている鎌倉大根。
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由比ガ浜のハマダイコンより、どれも大きく育っていて、
このところの雪にも、生育は影響はないという。