新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生は、今年、新宿の伝統野菜、内藤トウガラシと内藤カボチャの栽培を行い、更に食べ方を研究、そしてこの貴重な地元の農産物を地域の皆さんに知ってもらおう、広めようとの取り組みを行ってきた。
担任の佐々木琢教諭からの要請で、7月に同校に伺い、昔の新宿における農業のお話から、復活した新宿の伝統野菜、内藤トウガラシ、内藤カボチャ、早稲田ミョウカ、鳴子ウリについてもお話をした。
担任の佐々木先生の指導で、学習院女子大学での発表など今年1年の取り組みを通して、生徒達は様々な経験をしてきた。
今回、学校公開日にこれらの取り組みについて、来年度5年生で実施しする4年生をランチルームに招いて、プレゼンテーションを行うというので、ご招待を戴きご父兄と共に見守った。
これまで、5年生をサポートしてきた
栽培指導の同校の小笠原秀二主事、新宿のまち興しを行っている成田重行先生、阿部千由紀さんも招かれた。
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4年生を拍手で迎え、その前で段取り良く取り組みの説明が始まった。
新宿区の伝統野菜は4つあります。
次の内、間違っているのはどれでしょう。
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4年生からたくさん手があがった。
内藤トウガラシや内藤カボチャが栽培されていた新宿御苑は、かつて内藤清成が徳川家康から拝領した土地だが、
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その経緯は、馬術の名手・清成にここから一気に馬で回ってきた地域を屋敷地として授けると云われ、それに挑戦する様子を、寸劇で行い、4年生から拍手が沸き起こった。
お世話になった方から感想として、小笠原主事を初め、招待をされた我々も、発表内容の素晴らしさなどを評価した。
エコギャラリー新宿の地域環境学習コーディネーターの村井安成さんと、元跡見学園中高等学校家庭科講師も見えていて・・・
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内藤カボチャと西洋カボチャの食べ比べも行われた。
ご父兄も、授業の一端を目にしたわけだが、生徒からの感想をインタビューされる一幕もあった。