2016年02月11日

第10回 江戸東京野菜四谷菜園が開催された。


四ツ谷にある絵本塾出版の屋上にある菜園を活用しながら、江戸東京野菜の歴史文化、そして栽培について学ぶ会は10回を迎えた。

開会に当たり、尾下千秋代表から、昨年の暮れに品川の品川神社で開催された「品川蕪品評会」に初めて出品して、応募数30点中、第4位になったことを報告。
「野菜栽培に若干自信が出てきました。」と挨拶された。

また、「野菜栽培の参加者が固まってきましたこともあり、皆さんと交流する場をつくって活動を強くしていきたいと思います。」と語った。





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屋上菜園には、江戸東京野菜として、亀戸ダイコン、品川カブ、伝統小松菜の後関晩生、のらぼう菜が栽培されていた。

尚、同勉強会には尾下代表の要請により、宮寺光政さんと私が「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。




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鎌倉の伝統野菜・鎌倉大根の普及に取り組み始めた尾下さんは、今年鎌倉に行かれたことは当ブログで報告したが、材木座の漁師「源兵衛丸」さんの畑でいただいた鎌倉大根が葉を伸ばし始めていた。

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江戸東京以外の野菜としては、スナップエンドウ、春菊、そして長日植物のホウレン草は、抽苔して花が咲いていた。

周辺マンションから漏れる明かりなのか、夜間は明るいようだ。





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まず私から、江戸東京野菜の中にも、在来作物と伝統野菜があることや、種採の仕方、最近の江戸東京野菜を取り巻く情勢等について、説明を行った。

引き続き、宮寺さんが、今期の夏野菜は、種から苗を育てることにチャレンジ、
イ) 道具とその使い分け
ロ) 種蒔きの実務とその時期
ハ) 畑に植え替える最善の方法とその手順
について説明を行った。

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だいぶ時間をオーバーしたが、尾下代表が参加者に、「イベントの企画や予定があればご案内ください。
また、ご自分の得意分野を披露してください。」

渡辺和弘さん、伊東和子さんもみえていて、伊東さんには先日、内藤とうがらしの葉唐辛子の佃煮を作ったと戴いた。
渡辺さん(写真下左)は、品川カブの物語を、同人誌に執筆中だとかで、その次は絵本になるようだ。

宮寺さんのご親戚が参加されていた。
海老塚健一さん、なかやま えびこさん親子で、江戸東京野菜に興味を持っていただいた。
えびこさんはイラストレーターで活躍している。





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参加者のひとり、千葉浩司さんは、昨年「ペーパークラフト展」を開催している。


お隣の、郷家浩美さんは、これまで銀座のイタリアン「アルケントーレ」で、落語や、クラッシック等を聞きながら、江戸東京野菜を食べるイベントを開催しているが、

今回は3月12日に和楽器尺八を聞くという
皆さんご参加ください。



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屋上菜園では、無農薬有機栽培に取り組んでいた高澤麻紀子さんも、江戸東京野菜に興味を持っていただいた。

お仕事は、環境革命のもとに天然成分による化粧品、日用品、フレグランス等を取扱い販売している「シナリ―(株)」の所長さん。



posted by 大竹道茂 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介
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