2016年03月10日

山形在来作物研究会の江頭会長に、新宿御苑レストランゆりのきの伊藤総料理長を紹介した。


丁度、三重県松阪に行っていた時に、山形在来作物研究会会長の江頭宏昌教授(山形大学)からメールが入っていた。

何でも「直前なのでダメ元ですが、・・・・」として、松阪から帰る翌日に、夕方の飛行機に乗るまでの間、時間が空くので会いたいと云っていただいた。

先生にお会いしたのは、昨年の11月に、高円寺で行われた「しあわせのタネ」のお芝居に出演されるというので、伺ったことは当ブログで紹介している。

東京の農業については、一昨年の夏に、先生が東大農場を訪ねた時に、江戸東京野菜の栽培農家・矢ヶ崎宏行さんのお宅に案内したことも当ブログで紹介している。

何かと、東京の伝統野菜について気に留めていただいていることに感謝している。

帰宅した夕方に、メールを確認したので、慌てて先生に返信して、翌日、新宿駅でお会いすることになった。




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伊藤秀雄総料理長(右)と、山中祐樹シェフソムリエ(左)


急な事でもあり、どちらにお連れしたらいいか、
時間的余裕もないことから思いついたのが、新宿御苑のレストランゆりのき。

伊藤総料理長に電話をして確認すると、お待ちしているという。
同苑の本荘暁子さんも紹介したいと思って、携帯に電話すると、定休日で残念がっておられた。

また、先日、よみがえりのレシピの上映会を主催した、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表にも、来ないかと連絡をすると、仕事をやりくりして飛んできた。

上の画像をクリックする
新宿御苑が、内藤家の下屋敷であった頃、この地で栽培されていた、内藤トウガラシで、「新宿御苑ご来園記念 とうがらし」が販売されているが、手軽なお土産として外人の来園者にも売れているようだ。



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伊藤総料理長が、江戸東京野菜のメニュー開発における、その思いの丈を江頭教授に語り続けていた。

上の画像をクリックする
店内で販売している、内藤カボチャの他、内藤トウガラシ、滝野川ニンジン、早稲田ミョウガタケも見せて頂いた。

また、天皇の料理番・秋山徳蔵のメニューにある、ザリガニ料理や、内藤カボチャのピクルスも、試食させていただいた。
ザリガニの下に、野菜3種のマリネとして、紫キャベツ、伝統大蔵ダイコン、滝野川ニンジン
また、滝野川ニンジンと、早稲田ミョウガタケのピクルス。

写真中央は、内藤トウガラシで出汁をとった味噌汁に具として滝野川ニンジンと伝統大蔵ダイコン、伝統小松菜。

写真中央下は、内藤カボチャのピクルスと伝統小松菜。





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昼食の時間は過ぎていたので、券売機で「江戸東京野菜スイーツの盛り合わせ」を購入したが・・・・。

上の画像をクリツクする
盛り合わせと一緒に付いてきた説明書には、下記の文言が記されていた。

「使用江戸東京野菜」
滝野川ゴボーショコラ
 
滝野川ゴボウ・‥江戸時代初期から北豊島郡滝野川村(現在の北区)で栽培されていました。
日本にあるゴボウの9割は滝野川ゴボウの血を引いているといわれています。
 ”ゴボウの大地の香りとチョコレートの深い風味をお楽しみ下さい。”


長ネギと内藤とうがらしのケーキ ゆず風味
拝島ネギ

昭和初期に水戸で種子を入手し、拝島で栽培を始めたため「拝島ネギ」と命名されました。
生では辛みが強く、熟を加えると甘みが強くなるのが特徴です。
 ”長ネギを−本まるまる使用しました。不思議なお味をお楽しみ下さい’’

内藤かぼちゃのパウンドケーキ
 内藤かぼちや

信州高遠藩、内藤家の下屋敷周辺(現在の新宿御苑)を内藤町と称していました。
この地で江戸時代より栽培されていたのが内藤かぼちや。
 ”より野菜らしい内藤かぼちやの風味を味わい下さい”

伝統小松菜のパウンドケーキ
伝統小松菜

八代将軍、徳川吉宗が名のないこの菜を食べ、気に入ったところ
地名の小松川にちなんで名づけられました。
”爽やかに香る小松菜の風味を味わい下さい”

イチゴと内藤とうがらしのソース

国内でイチゴが初めて作られたのが、ここ新宿御苑。
明治の頃、「内藤新宿試験場」として様々な樹木や野菜、果樹の研究が行われていました。
”イチゴの甘さの後に辛さがビリっとくるソースです。”

内藤とうがらし

江戸時代には新宿界隈で盛んに栽培されていた、八房系唐辛子です。
江戸の食文化を支えた伝統的な野菜です。
一般的な唐辛子よリマイルドな辛さで、香りが良いのが特徴です。

追伸

御苑の閉園時間もあり、17時過ぎに新宿駅で江頭教授を見送った。

教授には充分な時間をとれなくて申し訳なかったが、伊藤総料理長や福島さんには良い機会を作っていただいたと喜んでいただいた。

福島さんは、早速、ご自身のフェースブックに掲載したが、「よみがえりのレシピ」の上映に尽力した石川敏之さんは、お会いしたかったようだ。

posted by 大竹道茂 at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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