文京区立誠之小学校(西田義貴校長)の、岡本志津子栄養士から、江戸東京野菜を栽培したいという要請があり、2月に伺ったことは、当ブログで紹介した。
その後、畑を耕すなどして準備をされていたが、先日、給食委員会に於いて栽培についての勉強会を行なったと、写真添付のメールを頂いた。
当ブログで紹介したことで、創立140年の伝統ある名門校だけに、すぐ応答があった。
追申として紹介したが、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事の母校だそうで、当時、荒川区から通学していたという。
同校の、岡本栄養士が栽培するタネについてご苦労されていたので、その旨を上原さんに伝えると、それではと、勉強会に先立って、伝統小松菜の「後関晩生小松菜」「金町コカブ」「三河島エダマメ」等のタネを持参して、西田校長先生に贈呈した。
5年生、6年生で構成する給食委員会の勉強会は、同校の要請により、(一財)都市農地活用支援センターでは「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして、江戸東京野菜推進委員会事務局の水口均さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) を派遣した。
勉強会に先立ち、岡本栄養士に案内された水口さんは圃場を見せてもらったが、耕されて種蒔きができる状態になっていて、4月に入ってから種蒔きをするようだと報告してくれた。
尚、同校からは、新年度の4月22日に、「江戸東京野菜と文京区の農業」について依頼されている。
当ブログでも紹介したが、岡本栄養士は給食の写真とその調理風景を、同校のホームページのトップページに、毎日掲載しているが、
先月、文京区教育委員会から学校給食優良校として表彰されたという。
同校の教育目標における給食運営、アレルギー対応、食に関する指導の状況、栄養管理・給食管理、家庭との連携、衛生管理など、
毎日の調理風景から、管理職はもちろんの事、給食に携わる皆さんの仕事ぶりがかいま見えてくる素晴らしい取り組みだ。