のらぼう菜の最盛期を迎えて、27日、東京都あきる野市小中野の子生(こやす)神社で、のらぼうまつりが行われた。
当ブログでは2010年から、のらぼうまつりを報告してきた。
これまで、のらぼうまつりは、3月末の日曜日に行われてきたが、日時は確定せず、その年ののうらぼう菜の生育状況にによって、2月から3月の頃に役員が決めていて、たまたま3月末の日曜日開催となっていた。
これでは、観光として広く来場者に来ていただくには無理で、日程の確定が求められていた。、
今年も開催日を確認すべく、2月初めに昨年まで、のらぼうまつり実行委員会会長を務めてきた、坂本勇氏(JAあきがわ組合長)を訪ねたことは当ブログで紹介した。
「のらぼう菜」によって行われる素朴な村祭りは、今年で10回を迎える。
これまで何度となく来ていることから、多くの方々に知ってもらいたくて、食の情報を動画配信しているフードボイスの新田眞一社長に依頼して、まつりを撮影してもらうことになった。
当日は、フードボイスのディレクター黒川勝生さんが一人で来て、撮影してくれた。
子生神社境内にある「野良坊菜乃碑」に刻まれた謂れについて、説明すね坂本組合長。
坂本組合長は、碑文にある名主小中野四郎右衛門の末裔であることから、説明をお願いした。
今年から実行委員会会長になった、乙訓孝男さんには、無料配布用ののらぼう菜を持って、まつりの趣旨について話された。
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まず、子生神社の神殿に、乙訓会長が、のらぼう菜を奉納。
続いて、10時からの式典では、開会の挨拶を行った。
式典に先立ち、テント内では、生産者が収穫したのらぼう菜を、配布用に袋詰めに忙しい。
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10時前には、テント前には行列ができた。
のらぼう菜の味噌汁は無料配布。
昨年までは、会場ではのらぼう菜の味噌汁づくりや、餅つきが行われていたが、現在では保健所の指導もあって、別の所でつくったものを会場に持ち込み、配っていた。
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当日は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の、福島秀史理事と上原恭子理事がまだ行ったことがないというので来ていた。
写真を撮るのを忘れたが、地元の方が、自家製コンニャクや、チャーシュー、掘りたての筍なども販売していたので、購入してきた。
のらぼう菜の大福に、のらぼう菜の黄粉餅も美味しかった。

会場には,小中野地区のお囃子グループが、次々に踊りを披露していたが、特にこどもの踊り手に、父兄が大勢来ていて賑わっていた。