自分の作品を多くの方々に見ていただくのは、作品を制作するものにとって、夢である。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の納所二郎理事長は、永年、江戸東京野菜を絵と文字で綴った作品を手掛けていて、何時か地元小金井にある武蔵野画廊で展示することを夢見ていたと云う。
押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんが、日頃から江戸東京野菜を積極的に料理していることから、激励の意味を込めて、2014年11月に、江戸東京野菜の作品を書き上げたが、佐藤さんは表装して、店内の目立つところに掲げている。
2015年の新年会では、納所理事長が挨拶の中で、経緯を説明している。
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3月20日に放送された、NHK総合テレビ 「うまいッ!」で紹介された、江戸東京野菜の「うど」で、
ウドラーメンで廃棄されるウドの皮を利用して、和紙を作る吉田徳雄さんが紹介されていたことから、
早速、納所理事長は吉田さんの元へ行き、ウドの和紙を購入してきて、タイトルを書いて、外から見えるように室内に貼っていた。
「江戸東京野菜大図鑑展」にはぴったりの作品で、吉田さんとも親しくなったという。
因みに、2011年に吉田さんは「ちい散歩」でも紹介されていた。
納所理事長の代表的作品のもうひとつは、国民公園協会新宿御苑レストランゆりのきに、展示されている。
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当日の午前中は、あきる野市農業委員会が実施した、江戸東京野菜ののらぼう菜の収穫体験ツアーに参加していて、その帰りに立ち寄り、収穫した「のらぼう菜」を土産に、納所理事長に手渡した。
納所理事長の企画で、初日の19時から江戸東京野菜を食べる会が催された。
会場には30数名の仲間が集まった。
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山形県鶴岡のアルケッチャーノで料理を作っていたという、イタリアンの加茂剛さん(写真右上)とあきる野でお会いしたので、納所さんの作品を見せようと、小金井で下車して案内した。
今後江戸東京野菜を使った料理の創作をしてくれるというから楽しみだ。