鎌倉の大根料理店「福来鳥」のオーナーさとうえださんが、鶴岡八幡宮の末社・佐助稲荷神社に伝わる故事に出てくる鎌倉の大根を探したいという思いに呼応した鎌倉の皆さんで、「鎌倉だいこん未来研究クラブ」を結成したという話は聞いていた。
先週、都合のついた方々が集まって、畑の整備と今後のクラブの運営などについて話し合われたと伺った。
鎌倉だいこんの花が満開の中、「鎌倉だいこん未来研究クラブ」のリーダー鷲崎あづささん(江戸東京野菜コンシェルジュ)と、さとうえださん(福来鳥オーナー)をはじめ
手前から、河西秀爾さん、山口勉さん、府川七郎さん、小林希典さんの皆さんによる畑作業は、鎌倉だいこんを残して、畑に残っていた作物を抜いて除去、その後を耕して・・・・。
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河西さんは、昨年、鎌倉だいこんの畑作業に参加してくれている。
山口さんは平塚で野菜栽培三昧の日々を送り、福来鳥でも収穫物のお裾分けに預かっている。
府川さんは藤沢で家庭菜園をしていて、鎌倉だいこん栽培に協力している。
小林さんは、カマコンバレーに参加されていたご縁で鎌倉だいこん栽培にも参加している。
昨年、3回の畑作業に参加された「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の皆さん。
河西さん、川口さん、府川さんは毎回参加されている。
大根料理店として、鎌倉だいこんは、バックボーンとして育てていくが、
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各種だいこんも料理として出したいというので、野口のタネで購入した各種のだいこん、赤長二十日大根、黒長大根等、5〜6種類を播種した。
作業後、鎌倉だいこん未来研究クラブについて、参加者だけで話し合ったが、今後会費制にして、活動スケジュールを決定していくことなどの意見が出されたという。
鎌倉市長に要請したことで、昨日、鎌倉市教育委員会の方が訪ねてくれたと、えださんから連絡があった。
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佐助稲荷神社には、万治二年(1659年)に書かれた「金兼藁」に収録されている「源十郎弥十郎事」に大根の事が記され、それが境内に掲示されている。
佐助稲荷神社から鎌倉大根の写真を設置したらとの話を頂き、19日、えださんと鷲崎さんが、鎌倉大根の写真を額に入れて、設置してきたと云う。