2016年04月22日

焼鳥の玉屋で、TYファームの皆さんと、江戸東京野菜談義に花が咲く。


青梅市小曾木で、農地を借りて農業を始めた(株)TYファーム。
青梅農場のスタッフ加藤健さんが昨年、江戸東京野菜コンシェルジュの資格を取得したが、私の講義が終わった後で今度青梅で、江戸東京野菜を栽培しようと思っていると云っていた。

その後、江戸東京野菜コンシェルジュ1期の島田雅也さんから青梅を拠点に、江戸東京野菜を無農薬、有機栽培をする会社があるという情報が寄せられていて、アドバイザーを依頼されたとも。

今年の2月、同社農業業務執行役員の岡本健一さんが、更科堀井で開催した「更科蕎麦+江戸東京野菜」を味わう冬の会にご参加いただいた。




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江戸東京野菜の苗やタネ等について、相談があったので協力をしてきたが

同社における江戸東京野菜の取り組みについて、お話したいとの連絡を頂いたので、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表と一緒に立川市高松町の「やきとりの玉屋」に伺った。



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上の画像をクリックすると拡大。

(株)TYファーム
太田太代表取締役、池浦秀行ゼネラルマネージャー、岡本健一農業業務執行役員、江戸東京野菜コンシェルジュ5期の加藤健青梅農場スタッフ、江戸東京野菜コンシェルジュ1期の島田雅也青梅農場スタッフ。

浅草おと」を運営する(株)ビオトープの畑谷芳樹代表取締役、と坂田優里さんの皆さんが、個室にそろっていて、フレンドリーに迎えていただいた。




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玉屋グリーンサラダ
セリ、ワサビ菜、春菊、水菜、トマト

上の画像をクリツクする
新ジャガのあけポテトサラダとベビーリーフ。
しらす下ろし。
その日の野菜の朝漬け


太田社長が東京で野菜栽培する思いを熱く語ってくれた。
ここも東京かと思うような自然豊かな、青梅市小曾木に農地を借りて、無農薬、無化学肥料で江戸東京野菜も栽培し、普及にもしっかりと関わって、地産地消を推進していくという。




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はつ

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せせり、レバー、ささ身
やげんナンコツや、ささみのさび焼も戴いたが、
食べるのに集中していて写真を撮るのを忘れた。


太田社長は、東京の歴史文化を今に伝える江戸東京野菜を、次代に伝える役割を企業としても担いたいと・・・・、

また、百貨店ほか各マルシェなどの催事参加、歌舞伎座での寄席ほか「浅草おと」でのイベントなど、畑谷オーナーたちと色々企画してまいります。とも・・・・

誤解があってもいけないので、江戸東京野菜は固定種で、揃いが悪くダンホールにきっちりとおさまらないことから流通に乗れず、栽培されなくなった野菜だと、

しかも、季節限定で周年栽培は不可能だが、旬がわかる野菜でもあること、
収穫期間が必ずしも、月初めから月末までと云うのではないから、レストランのメニューに書きづらい。

流通に乗れずに栽培されなくなったもので、不味くて栽培されなくなったものでないから、食べると個性豊かで、野菜本来の味がすることも・・・

勿論ご存じだったが、あえて申し上げて、了解のもとに思いを込めて生産してもらいたいことをお伝えした。

和食は勿論のこと、フレンチやイタリアン、中華等、江戸東京野菜を使った料理に思いを込めた料理人の皆さんが、情報を発信していることも。





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ホタルイカと菜の花のぬた。

上の画像をクリックする
 シラスと九条ネギの出汁巻き玉子。


「浅草おと」の畑谷オーナーは、「押上よしかつ」にも行って来たと云う。
今後、TYファームで栽培された、安全安心の江戸東京野菜をはじめ一般野菜を使って「地産地消」を推進していくと・・・・、太田社長と同じように熱い思いを伺った。

早く、席を立たねばいけなかったが、太田社長のおもてなしと話題が良いことから寛いで、遅くまで失礼してしまった。
TYファームの皆さんありがとうございました。




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立川 「やきとりの玉屋」042−512−7490
店長の横道悟さんと、料理長の田中恒輔さん
美味しい料理ありがとうございました。
平日は   16:30〜23:00
日曜休日は、15:00〜22:00



posted by 大竹道茂 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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