2016年05月02日

友人たちが、鎌倉だいこんの満開の花を見たいというので案内した。


昨年の12月に、巣鴨で会食をした後、旧中山道のタネ屋街道を、友人の坂井睦生さんと大澤正行さんとで板橋まで歩いたことは、お伝えしたが、 お2人は江戸東京野菜の応援団で

会食の席で、8月から鎌倉だいこんに関わり、栽培普及に取り組んでいることなどを話したら、お2人とも気候が良くなったら行きたいという事だった。

何の用事だったか、坂井さんから電話がかかって来たので、今度、鎌倉だいこんの花を写真に撮りに行くと云うと、坂井さんが大澤さんに連絡して2人とも行くことになった。




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「鎌倉だいこん未来研究クラブ」に連絡して、3人で鎌倉だいこんを見に行き、最後に福来鳥で、会食をしたいと、連絡を入れると、北鎌倉にお住まいで同クラブ広報担当の御園真倫子さんが、車で案内してくれるというので、10時半に北鎌倉駅で待ち合わせた。

御園さんには、鎌倉だいこんの撮影と、佐助稲荷神社には行きたいと伝えてあったが、鶴岡八幡宮や大仏様にもご案内いただいた。

そして福来鳥で、大根料理を戴くというコースだった。


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御園さんの案内で、北鎌倉駅をスタート、鎌倉街道を南下、駆け込み寺の東慶寺を過ぎたところで、駐車ができるというので、鎌倉「鉢の木」北鎌倉店に入った。

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お昼時だったが、席がとれたので、半月天心を注文、これから歩くので、アルコールは抜き。

当店自慢の「ちりめん山椒」が小鉢で出された。
最近、朝倉山椒に、葡萄山椒など、山椒には凝っていて、ちりめん山椒を御飯にかけて頂いた。

歩道には北鎌倉で下車した観光客がぞろぞろと、東慶寺、浄智寺、明月院、建長寺、鶴岡八幡宮の順でめぐっていく。





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鎌倉街道を建長寺の先で右に大きく曲がったところで、御園さんの指示で我々だけ下車した。
鶴岡八幡宮御社殿の脇の鳥居から入ったが、若宮大路の先に鎌倉の海が輝いていた。

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源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説から「隠れ銀杏」と云われた大銀杏は、樹齢1千年と云われていたが、2010年3月10日未明に倒れニュースにもなった。
今は隣りに仮植されていた。





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由比ガ浜の鎌倉だいこん自生地は、先日先にブログで紹介した。

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鎌倉だいこんが自生する由比ガ浜に流れ込む稲瀬川は、長い年月、長谷地区の雨水を集めて流れている。

今後観光資源として、明月院の6月のアジサイに先立ち、由比ヶ浜の5月の鎌倉だいこんの花も、充分観光資源となりうるものだと思っている。





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長谷の大仏様として知られる高徳寺へ。

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昨年の夏から、高徳寺では、大仏の修理として洗浄や異物除去のため、拝観を中止していたが、今年3月11日から、拝観が再開されていて小学生以来60年振りの拝観となった。






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由比ヶ浜から大仏に行く途中で、「鎌倉すざく」の看板が目に入った。

3月末に、八王子の孟宗竹対策として、(株)BELL WOODの鈴木弘明社長にお会いしていたが
そもそもは鎌倉で竹炭生産をしていたと聞いていた。

車を脇に寄せて、鈴木社長を訪ねたが、あきる野に行っていると云う事だった。
店内には竹炭の製品が色々と展示してあったが、炭蜂蜜を試飲したが、飲みやすく炭の味は感じられず蜂蜜だった。美味しかったので炭蜂蜜を購入した。

同炭格子館では、「長谷落語」をやっていて5月28日(土)14時から立川生志師匠が出演する。
何でも立川流を支援しているという。





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御園さんからは、江ノ電に乗ったらと勧められたが、皆さんお疲れのようで車の方が良いというので、佐助稲荷神社の近くまで乗せてもらった。

鎌倉は、とにかく細い道が多くて一方通行ばかり、
市役所通りの佐助1丁目で我々だけ下車して、佐助稲荷神社へ・・・・。

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「相州鎌倉隠里」に源頼朝が社殿を造建したとある。

先日、佐助稲荷神社に鎌倉だいこんの写真を掲示したと、当ブログの追録で紹介したが、2人にも見てもらった。




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鎌倉の道は細いが、洒落た民家や、民家の垣根、そしてその庭などが素晴らしく住んでみたくなるような街だ。
佐助稲荷から、福来鳥へ向かう途中、紫が濃く美しい藤が咲いていた。

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まずは、鎌倉ビールの生で、乾杯!!。

御園さんにご案内頂いたので、希望していた全てを短時間で回ることができた。
御園さんありがとうございました。

福来鳥では、我々が行くと云うので女将のさとうえださんが、地魚を扱う材木座の源兵衛丸で、今日獲れたコウイカとメジナを仕入れて刺身にし、佐助の圃場で栽培されている鎌倉だいこんの花を添えてくれた。

お料理担当の大石千鶴子さんが作っては出してくれた。
当店自慢の、ふろふき大根と、大根を鎌倉ビールで漬けた「ほろ酔い気分」を・・・、
2人は、日本酒に切り替えて・・・・。





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桜を練り込んだ「鎌倉麺」のサラダは、麺汁と大根おろしのドレッシングで・・・

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「TOKYO & AROUND TOKYOブランド」として認定された「ザSoup大根」は、とろけるチーズや大麦フレークやトマトも入って、鎌倉だいこんの莢も入っていた。

だいこんの莢は、鎌倉だいこんの味がして、この季節にだけ提供されるもの。

また、天ぷらは、筍、椎茸、小エビとミツバ、そして鎌倉だいこんの花、





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スウィーツ
だいこんのジャムパイと、バニラアイス

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レモン味の大根の食感が美味しい。

持ち込みの、鎌倉すざくで購入した、炭蜂蜜をお湯で割って出してもらった。


追申
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同店の壁には、5月の福来鳥では「キッシュ フェア」が始まるという。



posted by 大竹道茂 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根
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