東京都庁舎32階南側の食堂、西洋フード・コンパスグループ(株)では、「江戸東京野菜を食べよう! シリーズ」(9日から13日まで)を始めた。
同社では、東京産食材を積極的に活用し、日々新メニューの開発に取り組んでいるが、今年2月東京の伝統野菜「江戸東京野菜」に注目、現在、42品目が承認されていることから、これら旬の時期にフェアとして実施していくことを決定した。
今週は、2010年に、早稲田で発見された早稲田ミョウガを、練馬の井之口喜實夫さんが軟化栽培した、高級食材の「ミョウガタケ」を使ったメニューを開発し、昨日から始まった。
同社管理栄養士・長谷川亜未さんおすすめのお料理。
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このお料理、32階南側食堂内「職員クラブ」で17時30分から提供しているが、お酒のつまみには絶品ぞろい。
同社では、ポスターを作り、また、縮小したチラシを配布するなどして、都庁職員ばかりか、都庁への来庁者に食べていただこうとしている。
なお 32階へは1階で食堂と書いて入庁してください。身分を示すものが求められます。
お料理も展示した。
早稲田みょうがたけのおひたし 350円
早稲田みょうがたけの肉巻き 580円
早稲田みょうがたけの卵とじ 480円
初かつおのみょうがたけ添え 600円
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「鎌倉の 波に早稲田の つけあわせ」
江戸の頃の川柳が残る、食べ方。
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カツオの出汁に浸って・・・・
カツオとの相性がいい。
同社グループ営業開発部門特命事項担当の森川洋一部長が、昨年ある会で早稲田ミョウガの子をべたことから、江戸東京野菜に注目、生産者の井之口さんの畑を視察している。
同社マーケティング部斎藤和彦部長も、東京のおもてなし食材として興味を持っていただき、また、東日本第3事業部小野寺寛之部長も、都庁での活用についてご理解をいただいた。
なお、今後は、東京ウド、谷中ショウガ、馬込半白キュウリ、亀戸ダイコン、寺島ナス、馬込三寸ニンジン、三河島枝豆、千住ネギなどが予定されている。