江戸東京野菜コンシェルジュ協会が、今回初めての企画ということで、人数も15名で募集を行ったところ遠く、青梅、八王子から、また馬込半白キュウリの地元大田区からの応募もあり1週間で締め切った。
当日参加者のみなさんは、練馬区平和台のファーム渡戸のハウス前に集合したが、風もなく好天に恵まれた農作業日和。
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上原恭子理事の進行で始まったが、講師紹介をするようにと指名された。
渡戸秀行さんは、就農して25年、現在1fの農地で江戸東京野菜各種などを栽培している。
就農当時JA東京中央会では、東京の伝統野菜の復活等の取り組みが始まっていて、大田区馬込の農家に馬込半白キュウリの種子が残っていることがわかり、いただいた種を希望する8軒の農家に配布した。
その希望者が、渡戸さんであり、国分寺市の小坂良夫さんです。
講座は引き続き、渡戸さんが、江戸東京野菜の栽培に取り組む思いを紹介した。
ハウス内の大きめのプランターを銘々に渡して、作業に入った。
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まずは堆肥を積んである場所までプランターを持って移動。
堆肥は、学習院大学馬術部からでた堆肥(写真上右)
そして、野菜用培養土を、ポットに入れた。
ハウス内の渡戸さんが育成した苗を2つ選んで、定植。
栽培上の注意を聞く。
馬込半白節成キュウリは、主枝を伸ばす。
主枝の各節から側枝が出る。
側枝に雄花や雌花が着生する。
雄花、雌花がバランスよくつけばよいが、
雄花ばかりだったり、雌花ばかりだったりするが、
この場合の対策はない。
側枝にはキュウリ2本を取ったら枝を切る。
梅雨に入るとう葉にうどんこ病が発生するが、
その場合は、病気が広がらないように葉を切り落とす。
交配種と異なり、
参加者の皆さんには、渡戸さんの栽培経過をブログ等で報告するので、参加者からも写真を送っていただくように依頼した。