先日、文京区立誠之小学校(西田義貴校長) に3月までいらっしゃった岡本志津子栄養士(文京区立第一中学校) にお会いした。
岡本先生には、誠之小学校で行われた江戸東京野菜の勉強会でお会いして以来だった。
江戸東京野菜については、さらに知りたいと、新宿御苑で土曜日に開催した「はじめての江戸東京野菜」を受講されたので、
同校に行く機会があったら写真を送ってほしいとお願いしていたが、このほど写真が届いた。
4月からは松江美穂栄養士が引き継いでいて、農作業の経験豊富な吉田用務主事さんを中心に、広田用務主事、天池用務主事、大友用務主事と、皆さんの協力を得て、立派な栽培管理がされている。
畑づくりには、主事さん方が春植えの野菜栽培の土作りとして、腐葉土と石灰を入れて、耕してくれたようだ。
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松江先生が、「三河島枝豆」、「馬込半白きゅうり」、「内藤かぼちゃ」、「千住ねぎ」の成長記録をつくり校内に張り出してある。
「金町こかぶは、種を撒いたときにこぼれてしまったか、雨で種が流されたのか、筋まきしたのに不規則に生えてきている。」
「内藤かぼちゃ」
写真にはいくつも雄花(7つ) が付いているのが分かるが、雌花がまだ見えないようだ。
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「内藤かぼちゃは、生産者の矢ヶ崎宏行さんに教えていただいたのですが、雄花と雌花のタイミングがずれることが多いそうです。
調べたところ、日照時間が多いと雄花が早く咲いてしまうそうで、雄花がずれても人口受粉ができるように、2〜3日ずつずらしてポットに種を蒔きました。」とあった。
4月4日から何日かに分けて、ポット播きをし、5月2日に畑に定植したとのことです。
風や、ウリハ虫から苗を守るため、行燈づくりをして・・・・。
「驚くほど生命力が強くて、ぐんぐん伸びてます。
子供たちも楽しそうに野菜のお世話をしていました。
区内に広げて行けたらいいなと思います。」ともあった。
「三河島枝豆」
3月31日に試し植えした株に莢がつきはじめている。
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「枝豆は、種まき用土を購入したのですが、全く肥料が入っていないので定植まで苗を育てるには若干の不安があったので、「種まき用土のみ」と「下半分に培養土を入れて上半分に種まき用土」と「畑の土」の3つに2粒ずつ種を植えました。
4月7日、試験的に蒔いた枝豆の芽が出てきました。ホントに可愛らしい大豆の形で感激しました。
枝豆は連休中に乾燥しないように日陰に置いておいたらしく、日照不足なのか、ほとんどの苗が徒長してしまっているようでした。
定植する前はひょろっとしていましたが、畑に植え替えたらがっしりしてきました。」とのこと。
「寺島なす」
寺島ナスの苗は、寺島ナスを復活させた三鷹の星野直治さんが提供したもの
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寺島ナスも順調に生育していて、6日の委員会で収穫したそうだ。
「馬込半白キュウリ」
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「馬込半白キュウリは5月5日に、国分寺の生産者小坂良夫さんの農園へ車で受け取りに行きました。
小坂さんは、とても気さくな方で栽培方法などを教えていただき、その後畑の見学までさせていただきました。
思っていたよりも広大な畑で色々な野菜を栽培していらっしゃって驚きました。
いいご縁をありがとうございます。
最近、きゅうりが一部うどん粉病になりかけているのがありました。
応急的に酢水を霧吹きしてみるように伝えておきました。
勢いは良いので、たくさんなりそうです。
千住ねぎが、育苗中に鳩にやられて全滅してしまったそうですが、他の野菜は続々と実っていました。」
と、経過を報告いただいた。